広島・辻大雅 ほろ苦6失点、侍Jは「投げミスを一発で仕留められる」 先発挑戦中「いい勉強になった」

[ 2025年11月10日 15:38 ]

練習試合   広島―侍JAPAN ( 2025年11月10日    サンマリンスタジアム宮崎 )

<広島・侍ジャパン>広島先発・辻(撮影・尾崎 有希)
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 広島は10日、秋季キャンプ地の宮崎で侍ジャパンとの練習試合を行った。先発の辻大雅投手(21)は4回10安打6失点と実力を見せつけることができず、マウンドを降りた。

 本来のものとはほど遠い、投球内容だった。初回、先頭の岡林に初球を叩かれ、右翼線二塁打を浴びると2番・牧にもカウント3―1からの直球を叩かれ、左前への先制打を浴びた。森下、岡本にも安打を打たれ、先頭から4連打を許すと、味方の失策もありこの回計4失点。「球が行ってない中で、どうにか抑えようという、いろいろ工夫したんですけど…。その中でも、やっぱり投げミスしたのを日本代表は逃さず一発で仕留められる」。場慣れする間もなく、侍の迫力に押し込まれた。

 2回は無死からの連打を浴びたが、併殺などで何とか無失点で切り抜け、3回は3者凡退。しかし味方が逆転した直後の4回に2点を失い、この回限りでマウンドを降りた。「最初から飛ばしてやろうっていう気持ちはあったんですけど。それがちょっと空回りしている部分もあったので、いい勉強になったなってのはあります」と自分の立ち位置を知り、課題を見つけたマウンドとなった。

 調子も本来のものではなかった。高卒3年目の今年7月下旬に支配下に昇格。リリーフとして16試合に登板し、防御率1・13と頭角を現した。10月のフェニックス・リーグから先発に挑戦。今月6日の日南秋季キャンプでは、スタミナやフォーム固めなど、先発投手としての課題を明確にするため、ブルペンで実に261球を投げ込んだ。熱投から中3日のマウンド。150キロ台の直球を持つ左腕の、この日の球速は140キロ台前半だった。

 疲労感については「言い訳になる」と認めなかった。「力で押すっていうのは、負けるなって分かりましたし、抑えていくにはもっとコントロールを付けていかないといけないなっていうのが、今日の試合で学んだことで、明日から実践していきたい。コントロールっていうところが一番大事なことだと思いますので」と貴重な体験を振り返った。

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