阪神の育成1年目コンスエグラが“支配下テスト”に向け意欲満々「準備はできている」

[ 2025年11月10日 05:15 ]

打撃練習を行う阪神のコンスエグラ(撮影・大森  寛明)
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 阪神・藤川監督が、珍しい外国人選手の「1、2番育成」に乗り出す。来日1年目の育成選手コンスエグラが、11日の中日との練習試合(春野)に「2番・右翼」で出場する。その起用の裏には「打順を前に持ってきてほしいと言いました」という希望があった。

 打順を決める和田ヘッドコーチら他の首脳陣に、自ら要望を出したのはドミニカ共和国出身の25歳に対してだけだという。1メートル90、93キロの巨体でフットワークは軽く、外野から矢のような送球をする。足も速い。もちろんパワーもあり、8日の特打では22スイングで5本の柵越えを放った。体からあふれる身体能力の高さを踏まえ「4番とかに置きたくはない。それよりも走塁能力と肩が強いということがありますから」と青写真を描いた。

 コンスエグラは、米国では2A止まり。昨年12月に球団がしたドミニカ共和国でのテストを経てタテジマに袖を通した。ポテンシャルが先行した粗削りなダイヤの原石は、日本の野球を勉強中。場面に応じた打撃が求められる上位打線を打つことで、その理解が早く進む可能性がある。

 今季ウエスタン・リーグでは、わずか25試合の出場で打率・148、0本塁打、5打点。打順は6番が多く、1、2番を打ったことがなかった。新たな役目を与えられ「監督がそういう機会を与えてくれるなら、準備はできている。できるだけ多く打席に立ちたい」と意欲満々。故障もあって満足な成績を残せなかっただけに、支配下への絶好のアピールチャンスに興奮を隠しきれなかった。

 チームは、日本シリーズではソフトバンクの一発攻勢の前に力尽きた。米国で17歳から経験を積み、2軍の尼崎で鍛えられたドミニカンが大化けをすれば、バージョンアップした攻撃的打線を組むことが可能になる。(倉世古 洋平)

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