侍「ピッチクロック対策」打者の対応急務 打者交代30秒以内、残り8秒で準備不十分で1ストライク

[ 2025年11月9日 05:30 ]

小走りで打席に向かう小園(左)(撮影・須田 麻祐子)
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 韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」(15、16日=東京ドーム)に出場する侍ジャパンは8日に宮崎での強化合宿3日目を迎えた。

 「ピッチクロック対策」は打者の方が急務になりそうだ。侍ジャパンは宮崎合宿初の実戦形式練習として「ライブBP」を実施し、投球間の時間制限を選手らが体感。打者交代の時間は30秒に制限され、残り時間が8秒になるまでに打つ準備を整えなければ1ストライクが宣告される。井端監督は「バッターボックス付近まで早く行くことが大事。すぐ時間がなくなってしまう」と指摘した。

 森下はバットにスプレーをかけてからダッシュ。一度素振りをして打席に入り、体を沈ませる動作を終えると残り8秒ギリギリだった。「ルーティンは減らさないといけない。いつも通りだと時間がオーバーしちゃう」。小園も小走りで打席へ。牧は打席に入る前の所作を全て省いて足場だけならした。「瞬時にできるものを考えたい」と新ルーティンを模索し、「空振りで体勢が崩れた時は早く構えないといけない」と注意点も挙げた。

 三塁コーチからのサインを確認した西川は構えた時点で残り6秒。本番では投手との勝負の前に1ストライクだ。ベンチからのサインも簡略化が必要になる。体を何度も触る複雑な動きは時間ロスになり、指揮官は「3、4回くらいでいい。意外とサインを出したら時間がない。出し方を考えないといけない」と課題を持ち帰った。

 ピッチクロックは投手が捕手からの球を受けてから無走者時は15秒以内、走者がいれば18秒以内に投球動作に入らなければならない。登板した高橋宏、曽谷、北山、藤平は一度も違反がなく、ピッチコムのトラブルもなかった。(神田 佑)

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