巨人・石井琢朗2軍監督の就任発表 テーマは「強人軍」 「2軍がオアシスにならないように」

[ 2025年11月5日 05:20 ]

新しく2軍監督に就任し、ナインの前であいさつをする石井琢朗氏(中央左)(撮影・五島 佑一郎)
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 巨人は4日、2軍監督に前DeNA野手コーチの石井琢朗氏(55)が就任すると発表した。1軍野手総合コーチを21年まで2年間務めて以来の復帰となる。石井2軍監督は東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムを訪れ「強人軍」をテーマに若手選手を育てていく構えを示した。

 秋晴れが広がるジャイアンツタウンスタジアムに、石井2軍監督は濃紺のスーツ姿で現れた。午後1時過ぎ、グラウンドには2、3軍の若手選手が輪を作っていた。その中心へ駆け寄った。そして、優しい口調ながらはっきりと意思を伝えた。

 「皆さん、私のいる2軍じゃなくてやっぱり1軍でプレーするっていうところが最大の目標。2軍というところが、一人一人が自覚と責任を持って頑張っていきましょう」

 役割は常勝が宿命のチームを下から支えること。だからこそ「巨人軍だけに“強人軍”でありたいな。あってほしい」と2軍のスローガンを掲げた。1軍で戦う戦力となるために求めるのは「個々の強さ」。振る力、球際の強さ、精神力を鍛えてチームの底上げを目指す。「もう一つ殻の破れない選手が多いっていうので、殻を破ってもらえるよう、そんな選手の育成ができれば」と、力強く決意表明した。

 石井2軍監督は現役時代に通算2432安打を放ったヒットメーカーで、横浜(現DeNA)の正遊撃手として98年には38年ぶりのリーグ優勝と日本一も経験した。広島での現役最終年の12年から兼任コーチを務め、引退後は広島、ヤクルト、巨人、DeNAでコーチを歴任。さまざまな若手選手を指導し、1軍で活躍するレベルに育てた実績がある。

 この日はスーツ姿のまま若手の動きに目を光らせた。強さを求め、若手と汗を流す日々が待ち遠しい様子だった。(村井 樹)

 ▽原監督の「巨人軍」発言 球団最多の監督通算1291勝を誇る原前監督は、監督就任後から「巨人軍でなければいけない。個人軍ではいけない」と表現。選手にはチームの和を大切にすることを求めた。

 ≪バッテリーコーチ就任の田口氏「パワフル田口です!」≫来季の巨人2軍バッテリーコーチにはソフトバンクやロッテなどでコーチ経験のある田口昌徳氏(55)が就任する。「パワフル田口です!精いっぱい、育成に努めたいと思います」と抱負を語った。「キャッチャーはチームの大黒柱。勝てるキャッチャーを育てていきたい」と力を込めた。市川友也バッテリーコーチ(40)は3軍を担当することが決まった。

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