阪神・石井大智「ミスター0」継続へ 体重1.5キロUPで球速UP コンスタントに最速155キロが理想

[ 2025年11月4日 05:15 ]

阪神・石井大智
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 日本シリーズの悔しさを「1.5キロ」で克服だ。オフのトレーニングを再開した「ミスター0」石井が、体重増による球速アップを最重要課題に挙げた。

 「日本シリーズでは1戦目に投げたときから力の差を感じた。その事実を認めて、より良くなりたい。速さだけじゃないけど、そこは絶対値として持っておいた方がいい。他の変化球も生きる」

 レギュラーシーズンではプロ野球記録50試合連続無失点を樹立。最強リリーバーとして日本一に挑戦したが、ソフトバンクとの第5戦では、2―0の8回に柳田に同点2ランを浴びた。敗退が決まった瞬間の涙は、ファンの胸も締め付けた。

 「今年は数字的には良かったけど、内容は去年より落ちている。平均球速は落ちているし、三振も取れなかった。変えたい部分はたくさんある。諦めた自分を取り戻す」

 シリーズ終了翌日だけ休養した石井は、1日からオフのトレーニングを再開。西宮市内の球団施設で取材対応し、オフの増量プランを明かした。「12月までは筋肥大の時期」とし、年明けからは「VBT(速度基準トレーニング)を今までより根を詰めてやろうと思っている」。その結果として「1.5キロくらい増やして、83をベストにしようと今のところ考えている」と話した。筋肉や脂肪など肉体を徹底管理し、ベスト体重81.5キロをシーズン中は前後500グラム以内に維持してきた石井にとっては、大きな「1.5キロ」だ。

 「一番はスピードを出せる体じゃないと。これまでは148くらいの感覚で投げて151が出たのが一番良かった。来年の準備を、もう始めないと間に合わない」

 感覚的な球速を2~3キロ増やし、24年に記録した最速155キロをコンスタントに出すことが理想。公式戦の無失点記録をさらに更新するために、身体面の更新にも余念なしだ。 (鈴木 光)

 ◯…石井が、厳しく自分を律するオフの間に楽しみにしているのが10日に高知市で行われる阪神の優勝パレード参加だ。安芸秋季キャンプには参加しないが、パレードには飛び入り参加を予定。高知県スポーツ顕彰の授与式にも出席する。四国・高知で3シーズンを過ごし、阪神入団への土台を築いた“第二の故郷”。「自分を育ててくれた県だしお世話になった方を喜ばせたい」と知人との再会を期待した。

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