熱投目立つ巨人秋季キャンプ 投げて覚えた投手陣の来季に注目 

[ 2025年11月4日 09:30 ]

<巨人秋季練習>宮原(右)を指導する(左から)久保巡回投手コーチ、阿部監督(撮影・光山 貴大)
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 阿部監督の予告通り、連日の猛練習が続く巨人の秋季キャンプ。特に目立っているのが投手陣のブルペンでの球数だ。10月31日には横川が300球超、西舘も225球を投げ込んだ。指揮官は「投げれるじゃないかってね。ピッチャー全体として投げ込みが少ないのは明らかだったので。みんな全体練習としては量の確保もできてますし、ピッチャーも相当の球数を投げてるしね」と振り返った。

 賛否両論ある投げ込み。阿部監督は「投げて覚えることしかできないこともたくさんあると思う。投げないと覚えたり、自分で感じ取ったりすることができないはずだから」と狙いを明かす。決して数で競わせている訳ではない。だからこそ「怪我しそうだったら止めるのはこっちなので、そこはしっかり目配りして」と細心の注意も払っている。

 「量より質」と言うが、大前提として、その「質」にたどり着くまでの「量」は必要だ。今季はオリオールズで活躍した菅野も「古いと言われるかもしれないけど、やっぱり根性も大事だと思う」と言う。東海大相模時代は投球練習はいつも、全てのメニューが終わった後で「体が疲れている時にどう投げたらいいかを覚えた」と振り替える。トレーニング法やデータ分析が進化し、効率化が叫ばれる時代ではあるが、試合では必ずしも万全の状態で臨める訳ではない。「楽なマウンドなんてない。きつい時にどう投げられるかが大事」と右腕が言うように、体に染みこませる作業が生きてくる。
 今季は先発の平均投球回がリーグワーストの5・41と課題が明確だった投手陣。この秋の成果を、結果で証明してほしい。(記者コラム・小野寺 大)

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