オリックス1位 延岡学園・藤川敦也投手 誕生日に吉報「エースを任されるピッチャーに」亡き父に涙の感謝

[ 2025年10月24日 05:05 ]

オリックスに1位指名され、胴上げされる延岡学園・藤川
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 オリックスは健大高崎・石垣を1位指名も、2年連続でロッテとの2球団競合に敗れ、球団としてクジ引き6連敗。それでも岸田監督は外れ1位で指名に成功した延岡学園・藤川を、「世界に羽ばたく投手に成長してほしい。今日(10月23日は)誕生日なので。おめでとうございます」と祝福した。

 1メートル83、最速153キロの九州No・1右腕。指名を受けると、少しだけ上を見上げ、涙を流した。「(上を見たのは亡き)お父さんに伝えたいと思いました。お母さんは野球をするために自分に合わせた生活をしてくれた。ありがとうと伝えたいです」。元球児だった父・真一さんは藤川が小4の時、病気のため48歳で急逝。母・七恵さん(54)が女手一つで育ててくれた。「敦也」という名前は球界再編の際、真一さんが選手会の会長として身を粉にした古田敦也氏に感激して名付けたもの。小1で野球を始め、父とキャッチボールをした記憶は鮮明だ。

 都城で山本由伸(ドジャース)を育てた森松賢容部長(41)は「本当に(山本と)成長曲線が似ていてポテンシャル、体の強さは間違いなく藤川が上」と絶賛する。同部長を通じ、山本から「プロに入って会えるのを楽しみにしている」というメッセージも受け取った。「知っていただけているのはうれしい。山本投手のように、オリックスでエースを任されるピッチャーになりたい」。山本、そして宮城や山下といった高卒出身好投手の系譜を継ぐ逸材だ。

 ◇藤川 敦也(ふじかわ・あつや)2007年(平19)10月23日生まれ、福岡県飯塚市出身の18歳。小1からソフトバンクのキッズスクールで野球を始め、小4から穂波ブルースカイ、中学ではヤング北九ベースボールクラブに所属。延岡学園では1年秋から背番号11でベンチ入り。1メートル83、88キロ。右投げ右打ち。

 ○…オリックスは、1位の藤川から3選手連続で高校生投手を指名するなど高校生が支配下7人中5人を占めた。福良淳一GMは「最高のドラフトだったんじゃないですか。ワクワクプランです」と満足げだった。入札した石垣はロッテと競合の末に外れても高校生投手の指名にこだわった。過去に1位指名した高校生投手の宮城、山下は現チームの大黒柱となり、山本由伸は同4位から飛躍。同GMは「3位までの子は結構早く出てくるのではないか」と見通した。

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