広島ドラフト1位は大型スイッチヒッターの仙台大・平川蓮 新井貴浩監督もゾッコン「ゆくゆくは4番を」

[ 2025年10月24日 05:05 ]

<ドラフト会議・仙台大>野球部の仲間に騎馬で迎えられ笑顔の仙台大・平川 (撮影・村上 大輔)
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 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が23日、都内のホテルで開かれ、広島は1位指名で仙台大・平川蓮外野手(21)の入団交渉権を獲得した。身体能力が高く、走攻守の三拍子そろうスイッチヒッター。レッズのエリー・デラクルーズ内野手を目標に掲げ、プロでは3割、30本、30盗塁を目指すと宣言した。新井貴浩監督(48)は「ゆくゆくは4番を打ってほしい」と期待した。

 心は早くも赤ヘルの一員だった。日本ハムと外れ1位で競合しながら、新井監督が引き当てた平川。自身の名前が1巡目で呼ばれると、相好を崩しながら決意を口にした。

 「まさかこの順位で呼ばれるとは。凄く高い評価をしてくださった。今日は喜んで、明日からしっかり練習し、野球人として頑張っていきたい」

 身長1メートル87、体重93キロの大型スイッチヒッター。札幌出身で、夏の甲子園で全国最多41回の出場を誇り、16年夏に準優勝した名門・北海高の平川敦監督を父に持つ。50メートル5秒8の俊足に加え、長打力と勝負強さを併せ持つ打撃が大きな魅力だ。

 「自分の武器は走攻守。打撃はもちろん、守備、走塁でもアピールしていきたい」

 札幌国際情報高では主に投手として活躍したが、仙台大で野手に転向。元々は左打ちながら、2年秋から両打ちを始めた。4年夏には大学日本代表に選ばれるまでに成長し、7月の日米大学野球選手権で優勝に貢献した。憧れの選手はレッズのデラクルーズだ。

 「デラクルーズ選手も両打ちで、身長も高い。自分と似ているところがあると思うので目標にしています」

 超人的な身体能力を誇り、俊足、強肩、長打力を兼ね備えたメジャーリーガー。創価大・立石を3球団の抽選で外しても、球団に自ら平川獲得を進言し、2度目のクジ引きで成就させた新井監督は、鷹の主砲の名前を挙げつつデラクルーズばりの才能にほれ込む。

 「立石くんに勝るとも劣らない。身体能力が高く、走攻守のポテンシャルも高い。両打ちで、どちらでも長打が打てる。ゆくゆくは4番を打てる素材だと思うし、ソフトバンク・柳田のような選手になる可能性がある」

 仙台六大学秋のリーグ戦では、見事な成績で最後を締めた。打率・378、4本塁打、リーグ新の22打点、13盗塁をマークし、最多本塁打、最多打点、最多盗塁、ベストナインを獲得。そんな逸材だけに目標は明快だ。

 「本塁打30本、30盗塁、打率3割。トリプルスリーを目標にやっていきたいです」

 スピード感あふれる走塁、さらには長打に好守。和製デラクルーズを目指す21歳が広島に新風を吹き込む。 (江尾 卓也)

 ◇平川 蓮(ひらかわ・れん)2004年(平16)3月31日生まれ、北海道札幌市出身の21歳。札幌国際情報高では投手で仙台大進学後に野手転向。俊足強打のスイッチヒッターとして今秋のリーグ戦では最多本塁打、最多打点、最多盗塁の3冠に輝いた。7月の日米大学野球選手権では全試合にスタメン出場し、全勝優勝に貢献した。1メートル87、93キロ。右投げ両打ち。

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