阪神・佐藤輝明、虎の黒歴史を打ち破る!博多日本Sは過去全敗も…個人ではペイペイD通算・370と好相性

[ 2025年10月22日 05:15 ]

笑顔で体をほぐす阪神・佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が21日、球団の黒歴史に終止符を打つ決意を示した。25日に開幕する日本シリーズではソフトバンクと激突。同シリーズに限っては敵地の博多で03年から7戦全敗中だ。猛虎にとっては鬼門の場所でも和製大砲にとっては好相性。みずほペイペイドームでは通算打率・370、4本塁打、7打点を誇る。今季は40本塁打&102打点を記録してリーグ2冠王に輝いた4番が頂上決戦で球団史に新たな1ページを刻む。

 猛虎の黒歴史も意に介さない態度が頼もしかった。前日20日に日本シリーズの対戦相手が決定。ソフトバンクとは日本シリーズで過去3度対戦して全て日本一を逃している。しかも敵地の博多では7戦全敗。チームにとって苦手な相手にも佐藤輝は特別視していなかった。

 「(日本シリーズでチームはみずほペイペイドーム未勝利でも)関係ないでしょう」

 個人成績を見れば胸を張る姿もうなずける。特にチームにとって鬼門である博多は好相性。オープン戦と公式戦の通算成績は46打数17安打で打率・370、4本塁打、7打点。ルーキーイヤーの21年3月5日の対戦ではオープン戦初打席初本塁打をマークした場所だ。

 「どのピッチャーでもチャンスはあると思う。その1球を逃さないようにしっかり準備したい。しっかりデータとかを見たりはできるので。映像を見たり」

 後押しするのは好データだけではない。5年目の今季はレギュラーシーズンで打率・277、40本塁打、102打点を記録。本塁打と打点の2冠王に輝いた。さらにDeNAと対戦した17日のCSファイナルS第3戦では決勝打となる先制3ランで勝利へとけん引。CSファイナルSは通算11打数5安打で打率・455、1本塁打、5打点の大暴れ。チームの無敗突破に大きく貢献した。

 “タカ狩り”への期待が膨らむばかりだ。パ・リーグのCSファイナルSもチェック済み。「もちろん見ましたよ」。既に相手エース・モイネロに加えて勝ちパターンの一角を担う松本裕や杉山の攻略イメージも膨らませていた。この日は甲子園球場での全体練習に参加。守備練習で汗を流した後は、室内練習場へと移動してバットを振り込んだ。言動が物語るように順調な調整ぶりを見せた。

 「変わらずしっかり動いて。まあ休む時は休んで。しっかり準備していきたい。それだけです」

 頂上決戦は25日に開幕。球界を代表する和製大砲は静かに準備を進める。今年は球団創設90周年のメモリアルイヤー。猛虎に刻まれた負の歴史を打ち破った先に、2年ぶりの歓喜が待っている。(石崎 祥平)

 ○…阪神のソフトバンクとの日本シリーズは14年以来11年ぶり、前身球団とのカードを含む4度目で、出場8度の半分を占める。過去3度は64年(対南海)3勝4敗、03年(対ダイエー)3勝4敗、14年(対ソフトバンク)1勝4敗と全て日本一を逃している。

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