阪神・伊原陵人 走り続けてかなえた1年目でのレギュラーシーズン“完走”「同じことをしないと…」

[ 2025年10月15日 08:00 ]

阪神・伊原
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 日頃の地道な努力がルーキーイヤーの飛躍を支えている。阪神ドラフト1位・伊原陵人投手(25)は先発で17試合、中継ぎで11試合に登板。幅広い役割をこなし、5勝(7敗)を挙げるなど、防御率は2.29と安定感が光った。

 伊原はとにかくよく走る。印象に残っているのは、先発ローテーションの一角を担っていた夏頃のこと。登板翌日の先発陣は軽めのメニューで調整を行うことが多いが、左腕はいつも最後の一人になるまで黙々と走り込んでいた。

 「みんな一緒に走ってますよ。小さいから目立つんじゃないんですか?」

 そう言って無邪気に笑い飛ばしたが、左腕にとってランニングは体の状態を測るバロメーター。約30分のジョギングは登板翌日のルーティンのひとつで「同じことをしないと、いい時も悪い時も(体が)何が良くて何が悪いか分からないじゃないですか?(それ)もあるから、同じことをできるだけするようにしてるだけ」とうなずいた。

 手放せないアイテムとなっているのがスポーツウオッチのPolarとApple Watchだ。日常から心拍数を計測して、体調管理に役立てている。いつもと同じランメニューをこなしていても、心拍数が高くなっていれば「疲れているな」と数字を見て実感。プロアスリートは体が資本ということもあり、「トレーナーさんに伝える情報としても大事なこと。そういうのも自己管理なので」と今年から導入を決めた。

 レギュラーシーズンを無事に完走できたのも、人一倍走り、努力を惜しまなかったからこそ。毎日積み重ねた努力が、次なる飛躍へとつながっていく。(記者コラム・山手 あかり)

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