阪神・森下翔太 CS史上初の“新人から3年連続本塁打”に挑む 昨年の雪辱へ「やるからには勝たないと」

[ 2025年10月14日 05:15 ]

打撃練習を終え引き揚げる阪神・森下(撮影・大森 寛明)
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 プロ野球は15日、「2025 JERA クライマックスシリーズ(CS) セ」のファイナルステージ(S)が開幕する。対戦相手がDeNAに決まった阪神は13日、甲子園球場でナイター練習を実施。森下翔太外野手(25)はCS史上初の「新人から3年連続本塁打」の快挙に挑む。舞台は今季球場別最多の8本塁打をマークした聖地。初戦の先発が濃厚な東とも今季好相性を誇るなど勢いに乗る敵を“開幕弾”で返り討ちにする。

 CSファイナルSではDeNAと激突する。リーグ3位の巨人を連勝で撃破。昨季は下克上日本一も成し遂げた。その実績と勢いある敵が対戦相手に決まっても森下は自然体。「普通です。今のところはまだ。(まだ気持ちに)変化はない」。午後5時から始まったナイター練習。屋外での打撃練習では快音を連発するなど順調な調整ぶりを披露した。

 「どのチームが来ても、意識することは変わらない。(DeNAは)2連勝で勢いもあって、去年も日本一までいって、いいイメージを持っていると思う。その勢いにのまれないように、しっかり堂々とやりたい」

 好成績を残すポストシーズンで今年も暴れる覚悟だ。日本一に輝いた1年目の23年はファイナルS第1戦で広島の九里からアーチをかけ、昨年はDeNAとのファーストS第2戦でジャクソンから弾丸ライナーの先制弾。それでも脳裏をよぎるのはDeNAに2連敗を喫して敗退した記憶だった。

 「(CSは2年連続本塁打中でも)去年は(ファーストSで)負けている。いいイメージばかりではないですけど、やるからには勝たないといけない」

 自らの力で悪夢を払しょくする。当然ながら自信もある。今季の勝利打点20度は両リーグトップタイ。磨きがかかったのは勝負強さだけでない。15日の第1戦先発は東が濃厚。昨季、レギュラーシーズンの対戦成績は13打数3安打で打率・231と苦戦した。しかし今季6打数3安打で打率・500。既に苦手意識も一掃した。

 「何回も対戦しているピッチャーなのでイメージはできています。嫌なイメージは少なく試合に入れるんじゃないかな」

 昨年のファーストSでも2打数2安打を誇っている。数々の好データが追い風となるだけにCS史上初となる「新人から3年連続本塁打」の快挙にも期待は膨らむ。CSは通算5試合に出場して打率・389、2本塁打、4打点。「当たり前のことをしっかりやっていきたい」。若虎は大舞台になればなるほど存在感を発揮する。若き大砲が虎打線をけん引する。(石崎 祥平)

≪3年連続CS弾なら新人からに限らず阪神では初≫
 ○…森下(神)は新人の23年からCSで2年連続本塁打を放っているが、これは09~10年の野本圭(中)以来2人目の記録。ファイナルSで本塁打を記録すれば、史上初の新人から3年連続CS弾となる。新人からに限らず、CSの3年連続本塁打も阪神では初めてになる。

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