巨人・長野久義 引退会見で異例の超サプライズ!ナイン、スタッフ総勢53人が集結 坂本に「日本一」託す

[ 2025年10月14日 16:10 ]

サプライズで登場した選手・コーチ・スタッフと記念撮影をする長野(前列中央)(撮影・藤山 由理)
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 巨人の長野久義外野手(40)が14日、都内のホテルで引退発表会見を行った。この日午前に球団が長野の引退を正式発表。16年の現役生活の幕を下ろす決断を下した長野の会見に坂本勇人内野手(36)ら会見場に入りきらないほどのナインがサプライズ登場。選手36人、コーチ・スタッフ17人の総勢53人が集結。坂本、小林誠司捕手(36)、岡本和真内野手(29)、種田トレーナーから花束を受け取り笑顔がはじけた。

 この日午前に球団が長野の引退を正式発表。16年の現役生活の幕を下ろす決断を下した長野は会見冒頭で「この度、私、長野久義はユニホームを脱ぎ、大学院に進学することを決意しました」と改めて現役引退を表明。「サカチョー」コンビとして愛された坂本勇人に「日本一になってほしい」と2012年以来の日本一を託した。

 ルーキー時代、キャンプで同部屋だったことを笑顔で振り返り「野球選手として凄く尊敬する部分もたくさんありますし、僕にはなかった努力の才能を勇人は持っている」と改めて坂本に対する思いを話し「まだまだ若いので…もうひと花も、もうふた花も咲かせてほしい」と熱いエールを贈った。

 長野は冒頭で「今シーズンはファームで過ごす時間が長かったですし…その中で若い選手とプレーしていて“そろそろかな”と思った自分もいました」と決断の理由を明かし「まだまだやりたい思いも多少はあったんですけど、若い選手に託して引退することを決めました」と語った。

 また、広島でのプレーは「僕の野球人生の中で大切な時間」と回想。人見知りで人間関係の構築が得意ではないという意外な一面を明かしつつ「巨人から2倍の仲間ができた」と笑みを浮かべた。

 最後に超サプライズが待っていた。「おいおい…多いな」。長野が目を丸くしたのは会見の質疑応答が終了しフォトセッションを行う準備をしている時だった。舞台袖から大城を先頭に1人、2人、3人…坂本、丸、田中将、小林、岡本、大勢、田中瑛…30人を超えるナインたちがぞろぞろと入場。杉内コーチ、内海コーチ、種田トレーナも加わり総勢53人。会見場に入りきらないサプライズに爆笑と大拍手が巻き起こった。

 選手会長の大城が代表して「これだけ人が集まったのは、長野さんの人柄だと思います」とあいさつ。うれしそうに笑っていた長野はナイン一人ずつとしっかり握手を交わした。記念撮影後には今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦へ球団との話し合いが行われる予定の岡本に自ら用意した花束を渡し「頑張ってね」と逆サプライズ。会見場にいる全ての人が笑顔になった。その光景が、まさに長野久義という男を物語っていた。

 ◇長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日生まれ、佐賀県出身の40歳。筑陽学園(福岡)から日大入り。4年時の06年大学・社会人ドラフトで日本ハムの4巡目指名を拒否しHonda入社。08年ドラフトでもロッテの2位指名を拒否し、翌年1位で巨人入り。10年に新人王、11年に首位打者、12年に最多安打、11~13年にベストナイン、ゴールデングラブ賞獲得。18年オフに丸のFA人的補償で広島移籍。22年オフに無償トレードで巨人に復帰した。1メートル80、85キロ、右投げ右打ち。

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