阪神・豊田寛 「守護神キラー」に名乗りを上げる直球破壊弾でCSへ猛アピール「僕の立場は結果が必要」

[ 2025年10月9日 05:15 ]

フェニックス・リーグ   阪神2-1西武 ( 2025年10月8日    南郷 )

<フェニックスリーグ 西・神>初回、先制弾を放った豊田(撮影・岸 良祐) 
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 阪神・豊田が「守護神キラー」に名乗りを上げる一発を放った。初回2死から育成左腕・冨士の直球を左中間席へ放り込んだ。初球のチェンジアップがボールになり、次に来る直球を狙い澄ましていた。

 「今まで結果が出ていなかった。思い切ってやるしかないと思って、ファーストストライクからどんどん振っていこうと打席に入って、ああいう結果になって良かった」

 ポストシーズンのメンバー選考の場となっているフェニックス・リーグ3試合目で、ようやくスタメンの機会が回ってきた。夏場以降は結果が出ず、崖っ縁の心境でこの試合に臨んでいた。第2打席では痛烈な当たりの右飛。7回は右中間突破の二塁打を放った。

 「僕の立場は結果が必要。何とかもう1本、という気持ちでいた」

 育成選手とは思えぬ快投だった西武・冨士に打線が沈黙する中、全打席で140キロ台後半の威力ある直球をミートした。実は豊田はストレートにめっぽう強い。145キロ以上の直球に対し、今季23打数9安打で打率・391の好成績を残した。

 この先、代打で出場すれば各球団の救援陣と対戦する。巨人ならマルティネス、大勢、DeNAなら伊勢ら、いずれも150キロ台の剛腕の持ち主。それを念頭に置くように「ストレートをはじかないといけない。ここ最近は、はじけていなかった。意識してしっかり叩くことができた」と手応えを口にした。

 藤川監督からも「メンバーに入りたい、入らなければ、というのが、(この先に)つながってくると思う」と評価された。直球打ちなら豊田。それを強く首脳陣に印象づけた。(倉世古 洋平)

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