「完璧に実行した」9回ピンチで見せたドジャース内野陣バントシフト 指揮官「かなり難しいプレー」

[ 2025年10月7日 12:07 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦   ドジャース4―3フィリーズ ( 2025年10月6日    フィラデルフィア )

ナ・リーグ地区シリーズ<フィリーズ・ドジャース>試合後の会見で質問に答えるロバーツ監督(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でのフィリーズとの地区シリーズ第2戦に勝利し、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。3点リードの9回に救援陣が打ち込まれて1点差に迫られたが、最後は佐々木朗希投手(23)が試合を締めて逃げ切った。試合後、ロバーツ監督は9回のピンチで相手の送りバントを見事に封じた内野陣を称えた。

 4―1の9回、トライネンが3連打を浴び2点を失って降板。なおも無死二塁でベシアがマウンドに上がった。相手打者のストットは1死三塁の状況をつくろうと送りバントを試み、三塁線に転がしたが、三塁手・マンシーがチャージして素早く捕球し、猛ダッシュで三塁ベースカバーに入ったベッツに転送。ベッツが二塁走者・カステラノスをタッチアウトし、ピンチの芽を摘んだ。

 このプレーについて試合後、フリーマンは「あのバント処理で見せた“ホイールプレー(全内野手と一斉に車輪のように動くバントシフト、日本ではブルドッグ)”はスプリングトレーニングでは練習するけど、シーズン中はまず出ない。でも今日、それを完璧に実行した」とトライネンからベシアに投手交代する際に話し合いで決まったプレーだったと明かし「マックス(マンシー)とムーキー(ベッツ)は本当に見事だった。あれは見落とされがちだけど、あの走者をアウトにできたのは非常に大きかった」と1点差だっただけに1死三塁としていたら大きなピンチになっていたと汗を拭った。

 このホイールプレーで、一塁手・フリーマンも前進守備していることから、一塁ベースカバーに二塁手・エドマンが入るため、二塁はがら空きに。そこで「もし三塁側にバントしたら、マックスがムーキーに投げる。トミーが一塁に進み、私のところに来なければ二塁まで全力疾走する」と自身が二塁ベースカバーに入るところまで綿密に打ち合わせていたと語った。

 ロバーツ監督も「あれは即興のプレーだった。スコアラーに“ストットはバントがうまい、間違いなくやってくる”と伝えていた。だからムーキーには“ホイールプレーでいこう”と言って、マックスには“前に出て積極的に処理しろ”と指示した。そしてムーキーには“カステラノスより先にサードベースに入れ”と」と内野陣に指示していたと詳細を語った。

 その上で「彼らは完璧に実行した。本当はかなり難しいプレーなのに、すごく簡単そうに見せたね。あの瞬間、あれが唯一の勝ち筋だったと思う」と称えた。

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