常葉大菊川 2年連続選抜へ望みつないだ!エース佐藤が投打で活躍 静岡県3位で東海切符

[ 2025年10月5日 05:05 ]

<浜松日体・常葉大菊川>マウンドで躍動する常葉大菊川のエース佐藤
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 第78回秋季高校野球静岡県大会は4日、草薙で3位決定戦が行われ、最後の東海切符は常葉大菊川がゲットした。浜松日体に7回10―1のコールドで圧勝。エース左腕・佐藤大介(2年)が投打で躍動した。投げては5回を3安打5三振1失点でまとめ、打っても4安打3打点。2年連続13度目の東海進出に貢献し、2年連続選抜出場へと道をつなげた。東海大会は18日に愛知で開幕する。

 2年連続選抜出場へ望みをつないだピンストライプ軍団に、派手な喜びも笑顔もなかった。準決勝で聖隷クリストファーに敗れた瞬間、「県1位で東海」の目標を「東海1位で神宮」に軌道修正。あくまで通過点に過ぎなかった。

 「“東海で聖隷にリベンジしよう”と決めて、3決に勝てたことは良かったと思います」。試合を終えた佐藤は淡々と口にした。投打の大黒柱として責任は果たした。マウンドでは、先発として5回3安打1失点とゲームメーク。2回は全て3球勝負し、3者三振は見事だった。点差が開いた後、4回の連続四球からの失点は反省点。強打の2番としては4安打3打点と常に得点に絡み、足も含めて常に相手バッテリーに重圧をかけ続けた。

 今大会5戦20打数12安打、打率・600。エースとしても防御率1・75と十分存在価値を示している。戦況を見守っていた聖隷クリストファーの上村監督も「(総合的には)うちの高部より上だよね」と称賛。それでも石岡諒哉監督(36)は、求めるレベルがよほど高いのか「もっと(投げる方で)ピリッとしてほしい。上のレベルでやりたい思いがあるなら、これじゃダメでしょ。もっとクレバーにならないと」と厳しかった。本人も承知の上。前日ミーティングでも「選抜に行けたら、何も言わねえ」との言葉をかけられた。選手時代に選抜優勝の経験がある指揮官を結果で見返す腹だ。

 チームにとって吉報は、ここまで前半に出塁が乏しかったリードオフマン小川優人中堅手(2年)が1、2打席に安打で出塁し、チャンスメーカーになっていた佐藤が還す立場として機能したことだ。甲子園の前に明治神宮大会(11月)へ。投げて打って走って守る。次元は別として、MLBドジャースの大谷を超えるような働きで常葉大菊川を東海王者へと導く。

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