【高校野球】天理が決勝進出で近畿大会出場権 背番号10の岡田煌生がピンチ切り抜け「自信になった」

[ 2025年10月4日 15:49 ]

<天理・橿原学院>小雨の降る中で力投する天理・岡田
Photo By スポニチ

 天理が決勝進出を決め、上位3校に与えられる近畿大会(10月18日開幕)の出場権を獲得した。3番手で登板した背番号10の最速141キロ右腕・岡田煌生(こうせい=2年)が3回2/3を投げて7奪三振、2失点の粘投で橿原学院の反撃を断った。

 「最後まで焦らずに投げ切ろうという気持ちでした。自分のやれることがやれたっていうのは自信になりました」

 7―1の6回に2点を返され、なおも1死二塁で救援。このピンチを空振り三振と内野ゴロで切り抜けると、7、8回も3者凡退。9回は2死一、二塁から3連打を浴びて2点を失うも、最後の打者を空振り三振に打ち取った。

 藤原忠理監督は最後までエース右腕の長尾亮大(2年)を送り出さず、我慢強くベンチで見守った。勝って近畿大会出場を決めることよりも、岡田の成長に期待したからだった。

 「ピッチャーを育てるには、ある程度の辛抱強さが必要だということですね。あそこで代えてしまったら彼(岡田)は成長しない。自分でまいた種は自分で刈り取れよ、と」

 9回に追い上げられたことについては「攻撃で後手後手に回れば、最後はもつれた形になるというのは、予想はつきますんでね」と振り返り、いずれも無死二塁で追加点を挙げられなかった7回と8回の拙攻が相手の反撃を招いたと判断した。

 天理は昨秋から今春、今夏と奈良大会を3連覇しており、5日の決勝戦で4連覇が懸かる。

 「4連覇っていうのは課題的に目指していますので、クリアしなきゃいけない。(智弁学園を相手に)余裕はないけども、(近畿大会の出場を決めたことで)ゆとりを持って試合ができると思う」と指揮官。成長を促した投手陣を中心に守り切る展開を思い描き、球場を後にした。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年10月4日のニュース