ソフトバンク 武田翔太が来季構想外 3連覇がかかる来季へ血の入れ替え

[ 2025年10月1日 03:25 ]

ソフトバンク・武田
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 ソフトバンクの武田翔太投手(32)が来季戦力構想から外れていることが9月30日、分かった。15、16年に2年連続で2桁勝利をマークするなど活躍したが、昨年4月に右肘の手術を受け、今季まで2年連続で1軍登板なし。今季が4年契約の最終年だった。現役続行を希望し、模索していくとみられる。また球団は同日に又吉克樹投手(34)に来季の契約を結ばないことを通知したと発表。来季のリーグ3連覇へ向け血の入れ替えを進めていく。

 キャンプ地・宮崎県出身の人気者・武田が球団から来季の契約を締結しないことを伝えられた。16年にキャリアハイの14勝をマークするなど、通算66勝をマーク。昨年4月の右肘手術から復活を期していたが、野球人生の岐路に立たされることになった。

 武田は宮崎日大から11年ドラフト1位で入団。マウンド度胸満点で高卒1年目から活躍を見せた。12年7月7日の日本ハム戦での初登板初先発初勝利から4連勝を飾るなど、8勝(1敗)を挙げ、防御率1・07でパ・リーグ特別表彰の優秀新人賞を受賞した。

 代名詞は縦に割れる独特のカーブ。150キロ台の直球とのコンビネーションが威力を発揮し、15年には13勝をマーク。16年は14勝で2年連続で2桁勝利を挙げた。15年にはプレミア12で侍ジャパン初選出。17年には小久保監督率いる日本代表のWBCメンバーに招集された。

 徹底した走り込みで鍛えたスタミナも抜群だった。「筋肉を使わずに骨で投げる」などとピッチングを突き詰めた。性格は温厚で後輩からも慕われた右腕だが、近年はケガに泣いた。昨年4月に右肘の内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。プロ14年目の今季は6月の4軍戦で実戦復帰を果たし、2軍戦でも6試合に登板。だが1軍から声はかからず、23年10月1日の日本ハム戦での中継ぎ登板が1軍での最後の登板となった。現役続行を希望し、移籍先を模索していくとみられる。

 また、球団は又吉に来季の契約を結ばないことを通知した。中日から国内フリーエージェント(FA)権を行使して22年に加入。昨季は40試合登板でリーグ優勝に貢献した。4年契約の最終年となるプロ12年目の今季はウエスタン・リーグで27試合に登板して4勝5敗、防御率3・58だったが、1軍での登板はなかった。

 来季のリーグ3連覇を目指す上で血の入れ替えは不可欠。武田や又吉といった功労者も例外ではなく、より強固なチームづくりを目指していく。

 ◇武田 翔太(たけだ・しょうた)1993年(平5)4月3日、宮崎県出身の32歳。宮崎日大では1年秋からエースを務めるも甲子園出場はなし。11年のドラフト1位でソフトバンクに入団。1年目の12年に8勝1敗、防御率1.07でパ・リーグ特別表彰の優秀新人賞を受賞。15年から2年連続で2桁勝利をマーク。15年プレミア12、17年WBC日本代表。通算成績は217試合66勝48敗2セーブ11ホールド、防御率3.34。1メートル87、90キロ。右投げ右打ち。

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