退任のヤクルト・高津監督 あいさつで涙目「何度もくじけそうな時が…」スタンドには「ありがとう」横断幕

[ 2025年9月28日 22:12 ]

<ヤ・巨25>本拠地最終戦セレモニーでファンの歓声に応える高津監督(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・高津臣吾監督(56)が28日、今季本拠最終戦となった巨人戦後、セレモニーでスピーチ。今季限りでの退任を自らの口でファンに報告し、感謝の思いを伝えた。

 球団が同日に退任を発表。今季全日程終了までは指揮を執る。

 「非常に厳しいシーズンになり、ファンの皆さんには本当に苦しい思いをさせ、悲しい思いをさせ、本当に責任を感じております。ただ、ここにいる選手、コーチ、そして現場でずっと一緒に戦ってくれた裏方さん、スタッフさん、みんな辛い日々がたくさんありましたけれども、歯を食いしばり、チームのために全力を尽くしてくれました」と語った。

 また、左膝を手術してリハビリ中ながら、この日1軍登録された塩見に「塩見君!お久しぶりです。本当に半年に1回しか会わなくなって、ちょっと寂しかったんですけれども。今日の、やはり君が出るこの球場の雰囲気であったり、しっかりリハビリをして、また2026年は素晴らしいシーズンになるよう頑張ってください」と高津節全開でエールをおくった。

 「ここで過ごした大切な時間は、大好きなチームメートと一緒にユニホームを着て、このグラウンドに立ち、本当に幸せな時間を過ごさせてもらえました」と涙目になりながら、「何度もくじけそうな時がありました。ただ、スワローズのファンの皆さんが優しく温かく僕を応援してくれたおかげで、なんとか今日まで監督をやることができました。本当にありがとうございました」と感謝した。「これからは、少し皆さんと同じ目線になって、強く強いスワローズを僕も一緒に全力で応援していきたいと思います」と語った。

 6年間チームを率いた指揮官の神宮ラストゲームとあって、神宮のスタンドには「ありがとう高津監督」と描かれた横断幕が掲げられた。

 20年、21年とリーグ連覇し、21年には日本一も達成。監督就任6年目の今季、チームは村上ら主力に故障者が相次ぎ、ベストの布陣を決めないまま低迷した。8月31日に3年連続のV逸が決まり、指揮官の今季限りでの退任が判明。2日の試合後には自身の進退について言及し、「(球団と)話しました。僕自身もモヤモヤしてゲームに入りたくなかったので、いるメンバーには話して今日のゲームには臨みました」と認めた。

 球団は後任として池山隆寛2軍監督に一本化していることが明らかになっている。

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