ソフトバンク連覇!驚異のV字回復 5月3日まで最下位も139戦目で決めた歴代2位タイ23度目リーグV

[ 2025年9月27日 21:01 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1西武 ( 2025年9月27日    ベルーナD )

<西・ソ>胴上げされる小久保監督(撮影・椎名 航)
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 プロ野球のパ・リーグは27日、ソフトバンクが今季139試合目で2年連続23度目のリーグ優勝を決めた。通算23度は巨人の39度に次ぎ、西武に並び歴代2位タイ。小久保裕紀監督(53)はプロ野球4人目となる新人監督から2年連続となる優勝となった。序盤は主力の故障が響き5月3日まで最下位という異例のシーズン。6月後半までBクラスだったが、V字回復で日本ハムとのし烈な優勝争いを制した。

 優勝が決まった瞬間、指揮官はベンチで“よしっ!”と拳を握り締め、首脳陣とハイタッチ。笑顔で選手たちの輪に加わると、歓喜の胴上げで7度舞った。

 「本当に苦しいシーズン。1軍に携わった選手、関係者の全員の力がなければ2連覇は達成できなかった」

 139試合目。ついに連覇のゴールテープを切った。優勝マジック1で迎えた一戦は、今季25度目の先発マウンドに上がった有原が初回に1点を失った。しかし、その直後の2回に、2死一、二塁から野村が同点打。一塁ベース上ではベンチに向かって雄叫びを上げ、ナインを鼓舞した。そして同点の5回。前夜も厳しい試合を勝利に導いた栗原が1死一、二塁から相手先発右腕・高橋の甘く抜けてきたフォークを振り抜いた。打球は中堅フェンスに直撃。二走・柳田が勝ち越しのホームを踏むと、続く一走・川瀬も一気に生還した。柳町にも適時打が飛び出しこの回一挙3得点。「優勝」の2文字を手繰り寄せた。

 有原は2回以降、テンポ良く海野のミット目掛け投げ込み7回93球5安打7奪三振1失点の力投で大関に並びチームトップタイ、リーグ2位タイの今季13勝目(9敗)を挙げた。8回を藤井が無失点、9回は守護神・杉山が締め30セーブ目。日本ハムが同じナイターで8回の攻撃中にロッテに勝利する中で、自力で連覇をつかみとった。

 5月3日まで最下位からV字回復での連覇だった。昨年は球団史上3人目の就任1年目でのリーグ優勝。2位以下が2日のみの独走だった。だが今季は球団史上初の本拠地開幕3連敗など、近藤、柳田ら主力の離脱も相次ぎ4月終了時点で9勝15敗、借金6で最下位に甘んじた。小久保監督は「今年のホークスはそういう年。これからどうするか」と動じず浮上への手を打った。

 緊急ミーティングに組織改革。そして、主力不在の中で野村、柳町ら中堅選手が台頭。5月は15勝8敗、交流戦は12勝5敗1分けで9度目の優勝を果たした。6月20日に今季初めてBクラスから脱出し、7月29日には92試合目で初めて首位に浮上。その後、日本ハムとの首位争いを制し、2年連続リーグ制覇という歓喜のゴールテープを切った。

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