小久保ソフトバンク 苦しみ抜きたどり着いた連覇! 5月3日まで最下位も“組織改革”断行でV字回復

[ 2025年9月27日 21:01 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1西武 ( 2025年9月27日    ベルーナD )

<西・ソ>優勝を決めて胴上げされる小久保監督(撮影・尾崎 有希)
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 プロ野球のパ・リーグは27日、ソフトバンクが今季139試合目で2年連続23度目のリーグ優勝を決めた。優勝が決まった瞬間、指揮官はベンチで“よしっ!”と拳を握り締め、首脳陣とハイタッチ。笑顔で選手たちの輪に加わると、歓喜の胴上げで7度舞った。

 苦しみ抜いてのリーグ2連覇だった。小久保監督が舞った。2年連続23度目(1リーグ時代を含む)のリーグ優勝。指揮官は史上4人目の就任1年目からの2年連続優勝で、23度目の優勝は西武と並ぶ歴代2位タイとなった。

 「本当に苦しいシーズン。1軍に携わった選手、関係者の全員の力がなければ2連覇は達成できなかった」

 5月3日まで最下位からV字回復での連覇だった。昨年は球団史上3人目の就任1年目でのリーグ優勝。2位以下が2日のみの独走だった。だが今季は球団史上初の本拠地開幕3連敗など、近藤、柳田ら主力の離脱も相次ぎ4月終了時点で9勝15敗、借金6で最下位に甘んじた。「今年のホークスはそういう年。これからどうするか」と動じず浮上への手を打った。

 単独最下位だった4月24日には初めて全コーチを集めて意見交換を行い、「勝つためにどうすればいいか」をテーマに腹を割って話し合った。「チームの状況によって何ができるか。その都度、提案を受け入れて実行した」とその後、会合は定例化し風通しがよくなった。4月30日には選手を集めて緊急ミーティング。そして、浮上に向けて“組織改革”を断行した。

 5月3日から、伴元裕メンタルパフォーマンスコーチ、長谷川勇也R&Dグループ・スキルコーチをベンチ入りさせた。「伴さんは思考整理、試合前後の考え方のアプローチをしてくれた。得点力増への課題を克服し、問題提起をしてくれた」。主力不在の中で野村、柳町ら中堅選手が台頭。5月は15勝8敗、交流戦は12勝5敗1分けで9度目の優勝を果たした。6月20日に今季初めてBクラスから脱出し、7月29日には92試合目で初めて首位に浮上。その後、日本ハムとの首位争いを制し、ゴールテープを切った。 

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