三菱重工East・中前祐也「2試合をしっかり勝ち抜く」 あす26日、日本選手権関東代表決定戦初戦

[ 2025年9月25日 13:00 ]

7大会連続12回目の日本選手権出場を誓った三菱重工East・中前
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 7大会連続12回目の日本選手権出場を目指す三菱重工Eastは、あす26日に関東代表決定戦の初戦・JFE東日本戦(大田スタジム、午後1時開始予定)に臨む。入社2年目ながら副主将を務める中前祐也内野手(24)が、今予選にかける意気込みを明かした。

 「昨年優勝だった都市対抗は、初戦敗退という悔しい形で終わってしまった。まず予選を必ず勝って、日本選手権に進み、(2大大会で)今年も優勝するのが一つの大きな目標。予選2試合をしっかり勝ち抜きたいと思います」

 前年度覇者として臨んだ今夏の都市対抗。開幕戦は同社史上最多の動員を記録するなど大勢のファンが東京ドームに詰めかけたが、NTT西日本の前に1―2で敗れた。再び頂点にたどり着くために、チーム内では「当たり前のことをしっかりやっていく」ことの重要性を再確認。チームの強さの源でもある凡事徹底を今一度、細部にまで浸透させ、ウォーミングアップ、キャッチボール、シートノックなどこれまで以上に全力で取り組んだ。

 「今のチームであれば、やるべきことをしっかりと積み重ねていけば、勝てると思っています」

 バッテリーを中心として守りからリズムをつくるスタイルだが、その上で、中前自身は都市対抗終了後から打撃強化に励んだ。左打者ゆえに右肩で壁をつくることを意識してきたが、頭のイメージと実際の動きにギャップがあったという。かえって上半身の開きが早くなってしまっていたことから、従来とは逆の発想を新たに取り入れた。

 「今まで意識してきたこととは違う視点で捉えてみました。左肩を前に出さないようにして、左肩でボールを見て、打ちにいくイメージ。そうすることで前の壁もつくれるようになって、開かないようになってきました」

 理想形を体現できたのは、9月21日に行われたENEOSとのオープン戦。2回の第1打席で、相手左腕が投じた初球はのけぞるような内角球だった。直後の2球目。今度は外角へ逃げるスライダーだったが、遊撃の頭上へ狙い通りにはじき返すと、中堅左への先制二塁打となった。

 「今までなら引っかけていてもおかしくないようなボールを、ショートの頭の上に打てた。大きな収穫というか、形になった打席だったと思います」

 三塁でのスタメン起用が予想される予選はJFE東日本だけではなく、NTT東日本なども控える激戦ブロック。それでも中前は平常心を強調する。「関東予選に出ることが決まった時点でどこが来ても強豪というのは分かっていたこと。必ず1点を争うゲームになると思いますが、そこで勝つために今までやってきた。その強さを発揮したいと思います」。三菱重工Eastが目指すべきは正真正銘のトップアスリートからなる常勝チーム。そのために積み重ねてきた地道な日々は決して裏切らない。

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