阪神・及川雅貴 プロ野球記録17試合連続ホールド!偉大な先輩・藤川球児に並んだ「抜かせるよう頑張る」

[ 2025年9月24日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―2DeNA ( 2025年9月23日    横浜 )

<D・神>3番手で登板した及川(撮影・大森 寛明)
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 阪神・及川が連続ホールドを「17試合」に伸ばした。7回に登板して林を空振り三振。1人で交代し、05年阪神・藤川、15年ソフトバンク・バリオスが持つプロ野球記録に並んだ。球団の偉大な先輩であり現監督に肩を並べた。

 「(藤川監督が)監督という立場のタイミングでできたことは凄くうれしい。(フォームの指導を受けた)秋季練習が始まりだったので。抜かせるように頑張ります」

 テイクバックで打者に背中が見えそうな独特のフォームが武器だ。左打者に自分の方に向かって投げるような錯覚を与える。これが対左の低い被打率・124(右は・197)をもたらす。三振した林は内角の142キロカットボールに、一瞬腰が引けたようだった。

 ひねりの大きい投げ方は特殊な軸足の向きが生み出している。普通はプレートに平行に足を置くが、及川は爪先が白い板に触れる程度で、かかとはホーム寄りの離れた位置にある。つまり、左足だけ「ハの字」に、もの凄く開いている。

 自分の体の特徴に気付いたのは横浜高在学中か、プロに入ってすぐの頃。部屋であお向けにゴロンとしていたところ、左足が自然と外側に倒れるのを見て「もしや」と思った。

 「これが自分の自然な足の向きなのかな。普通の置き方では窮屈に感じていたので」

 ルール上問題がないことを確認し、コーチに修正を求められても独創的なプレートの使い方を貫いてきた。野球におけるポリシーは「自分の体に合っていることが大事」。各方面にアンテナを張り巡らせ、野球界以外からもトレーニングの知識などを貪欲に仕入れてきた。自分にマッチすることの追求が6年目の開花につながった。

 「いろんな人に助けてもらいながらの記録。そこは感謝の気持ちを忘れずにいたい」

 ホールドポイントも51に伸ばした。最優秀中継ぎも視界に捉える。タイトル獲得はチームとファンの期待に応えることになる。(倉世古 洋平)

 ○…及川(神)が今季45ホールド目。8月13日の広島戦から17試合連続ホールドで、05年藤川球児(神)と15年バリオス(ソ)に並ぶプロ野球記録となった。同時に8月5日、中日戦からの連続試合ホールドポイント(ホールド+救援勝利)を21試合に伸ばし、05年藤川の20試合を上回る球団新記録としている。こちらはプロ野球記録の10年浅尾拓也(中)25試合に次ぐ歴代2位タイで、今季残り4試合すべてでホールドポイントならタイ記録になる。

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