カーショー 5回途中2失点も本拠最終登板で焼き付けた勇姿 観衆総立ち、敵味方ない拍手受けナインとハグ

[ 2025年9月20日 12:51 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ジャイアンツ ( 2025年9月19日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ジャイアンツ>初回、歓声に応えるドジャース・カーショー(撮影・小海途 良幹)
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 今季限りでの現役引退を発表したドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が19日(日本時間20日)、本拠でのジャイアンツ戦に先発。4回1/3を2失点でマウンドを降りた。ベンチへと引き揚げる際には総立ちの観衆から割れんばかりの大声援。自軍選手はもちろん、ジャイアンツベンチのナインからも拍手が送られ、感無量の表情だった。

 5回、先頭のディバースを見逃し三振に仕留めるとベンチからロバーツ監督が出た。マウンド上でナインからねぎらわれると、カーショー・コールが沸き起こる中、レジェンド左腕は堂々とベンチへと歩を進めた。敵味方のない拍手の中、スタンドの家族に向けて左手を突き上げハグのポーズ。ベンチで大谷翔平、山本由伸ら選手、スタッフ一人一人とハグを交わすと、大声援に促されるようにもう一度、グラウンドへ。左手に持った帽子を掲げ、大声援に応えた。

 勝てば13年連続のポストシーズン(PS)進出が決定する試合でカーショーは全力を尽くした。初回、先頭のラモスに左中間への先制本塁打を浴びた。それでも2番・アダメズはスライダーで空振り三振。四球、失策で1死一、二塁の局面を迎えたが、5番・フローレスをカーブで空振り三振、シュミットを右飛に仕留めた。

 2回も投球術で窮地をしのいだ。2つの四球で1死一、二塁の局面を招いたが、先頭打者弾を許したラモスをスライダーで、アダメズを直球でともに二飛に打ち取り、スコアボードに「0」を入れた。味方が同点に追いついた直後の3回には1死からの連打で勝ち越し点を奪われたが、1死一、二塁のピンチはエンカーナシオンを直球で遊ゴロ併殺に仕留めて脱出。アウトを見届けると、左拳を握り、力強くグラブに打ち付けた。

 レギュラーシーズン最後となる本拠での登板。ドジャース一筋18年、通算222勝のレジェンドはウォームアップ時から観衆の大声援を受け、試合開始直前にはそのボルテージは最高潮に達した。カーショーは観戦した家族に微笑み、投げキッス。スタンディング・オベーションに送られてマウンドに向かった。応援ムード一色の中、大ベテランは全力で腕を振った。

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