日本ハム・浅間 緊急昇格弾!故障で離脱した同学年・今川に代わって快音

[ 2025年9月16日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム12―5西武 ( 2025年9月15日    エスコンF )

<日・西>お立ち台で笑顔を見せる浅間(左)と水谷(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・浅間大基外野手(29)が15日の西武戦で緊急昇格に応え、左越え2号3ランを含む2安打で逆転勝利に貢献した。右脚故障で離脱した同世代の今川に代わって6月以来の出場選手登録。同じ2番で出場し、6回には143日ぶりの本塁打で一挙7得点を呼んだ。選手層の厚さを示し、同じ3連勝の首位・ソフトバンクに食らいついた。

 日に焼けた精かんな顔がほころんだ。今川の負傷離脱で緊急昇格。浅間が2軍本拠の千葉・鎌ケ谷から札幌市内の寮に着いたのは日付の変わった午前0時過ぎだった。寝不足なんて関係ない。即スタメンで勝利に導くアーチだ。

 「急いで北上してきて、勢いのままいったろうと。何とか結果につながって良かった」

 6回は先頭のレイエスの31号ソロで同点に追いつき、1死満塁から田宮の一ゴロを処理したネビンの本塁悪送球で勝ち越し。6―3でなお続いた2死一、三塁の好機で打席に立ち、黒木の外角低め直球を捉えて逆方向の左翼席へ運んだ。4月25日のロッテ戦以来、143日ぶりの2号3ラン。同学年の今川の無念も背負った。自身も両足首など5度の手術を経験。「ケガで離脱するしんどさは僕も分かっている。気持ちはしっかりもらった」と思いを込めた。

 状態が上がらず、6月13日に降格。横尾2軍打撃コーチに「一から打撃をやり直したい」と直訴した。すぐに鎌ケ谷で勉強会を開き、横尾コーチが打撃を分析。打席でのアプローチや打撃フォームの課題を1枚の小さなメモに書き出し、詳細に進むべき道を示した。

 忘れないように、メモの写真はスマホの待ち受けにした。9日のソフトバンク戦で折れたバットが直撃した八木打撃コーチに代わって横尾コーチが1軍に同行中。「横尾さんの前で打てたのは凄くうれしい」とはにかんだ。

 1軍を3カ月離れても浅間のことを新庄監督は忘れていなかった。就任1年目に初勝利を挙げた22年3月31日の西武戦でもこの日先発の与座から先制2ラン。起用が当たり「僕が監督として初めて勝った試合で浅間君が本塁打を打っていたので、今日もやってくれることは分かっていた」と称えた。首位・ソフトバンクとの2・5ゲーム差を維持。優勝争いから、まだまだ目を離せない。(田中 健人)

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