ドジャース・大谷 5試合連続安打&2試合連続適時打で4連勝に貢献 地区Vマジック13再点灯

[ 2025年9月12日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース9―0ロッキーズ ( 2025年9月10日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ロッキーズ>2回、ベッツの適時二塁打で生還するドジャース・大谷(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)は10日(日本時間11日)、ロッキーズ戦の2回に5試合連続安打の右前適時打を放った。2得点を踏み4連勝に貢献し、地区優勝マジック13が再点灯した。今季82勝目で15年連続のシーズン勝ち越しが決定。今季最後の自身の「ボブルヘッド人形」配布日に再び躍動した。次回登板は体調を鑑みて、中9日以上の間隔を空けて15日(同16日)以降のフィリーズ戦に決まった。

 大谷は左腕フリーランドの初球のスイーパーを振り抜いた。2点先制し、なお2死三塁の好機で回った2回。打球速度103・8マイル(約167キロ)の痛烈な打球は一、二塁間を破り、三塁走者が本塁に生還。5試合連続安打&2試合連続適時打で流れを引き寄せた。

 続くベッツの左越え二塁打で一塁から一気に生還した。捕手の打撃妨害で出塁した8回は、ベッツの満塁本塁打で2度目のホームを踏んだ。2得点を重ね今季131得点はメジャー断トツで、昨季の自己最多まであと3に迫った。主に1番を打つ今季、大谷が得点を挙げれば63勝24敗の好成績を収めている。

 大勝で4連勝を飾り、7試合の直接対決を残す3位ジャイアンツが敗れたため、地区優勝マジック13が再点灯した。2連敗の2位パドレスとは3ゲーム差に広げた。デーブ・ロバーツ監督は「ここ数週間苦しんでいた打者たちが上向き、相手投手を苦しめられるようになってきている」と上機嫌だった。

 大谷が打つ“条件”はそろっていた。今季4度目で最後の自身のボブルヘッド人形配布日。来場者全員に配られ、移籍後初の投手版だった。試合前まで同配布日はエンゼルス時代から通算打率・326と好相性。今季も4本塁打しており、投手として749日ぶり白星も挙げていた。さらに対フリーランドは試合前まで通算打率・750、2本塁打と大得意としていた。

 9月は打率・344、3本塁打と好調だが、場面に応じて、バットを短く持つなど工夫を凝らす。アーロン・ベーツ打撃コーチは「翔平は状況に応じて修正できる能力がある。その上、単打を打とうとしても本塁打を打ってしまうから凄い」と状態を説明した。

 投手として次回登板は中9日以上を空けて15日(日本時間16日)からの本拠地フィリーズ3連戦中と決まった。前回5日はグラスノーが背中の張りを訴え、急きょ代役登板した。「前回は予定を前倒しして投げてもらった。少し余分に休養を与えたい」と指揮官。ナ・リーグ東地区首位のフ軍戦はポストシーズン前哨戦となる。さらに本塁打王争いで大谷に2本差でトップに立つシュワバーとの直接対決は注目必至だ。自らライバルを封じて、バットでは差を詰められるか。地区優勝争いも、タイトル争いも、一気に過熱していく。(柳原 直之)

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