【高校日本代表】敏腕トレーナーの北川雄介氏が観戦 教え子の石垣&下重の好投に「感謝しています」

[ 2025年9月7日 20:58 ]

観戦に訪れた北川氏
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 「第32回WBSC U18ワールドカップ」(5日開幕、沖縄)で連覇を狙う高校日本代表は7日、1次ラウンドの3戦目でキューバを3―0で下した。先発した最速145キロ左腕・下重賢慎(3年=健大高崎)は4回2安打無失点の好投を見せた。

 
 ネット裏では西武・武内、カブス・今永らが師事するトレーナーの北川雄介氏(38)が観戦。前日の韓国戦では3回無失点だった最速158キロ右腕・石垣元気(3年=健大高崎)に続き、「教え子」が活躍した。

 「2人とも生で試合のピッチングを見るのは始めてです。何となく“ここで投げるんじゃないか”と思って沖縄に来て2人とも見ることができた。本当に素晴らしい投球でした。(健大高崎で主に投手部門を担当する)生方啓介部長も喜んでいると思います」

 この日、先発した下重は4回無失点。決め球の「バルカンチェンジ」でキューバ打線のタイミングを巧みに外した。球速は130キロ後半ながら高、低、内、外に投げ分ける直球も有効で「相当インコースで(打者を)刺せていた感じがありました。投球のテンポもよかった」と北川氏。健大高崎では入学以来、佐藤龍月(3年)、石垣の背中を追いかけてきた男の集大成を喜んでいた。

 前夜の韓国戦で救援した石垣は3回を無失点。最速154キロの直球で場内を沸かせたが、北川氏は投手としての総合力の高さに着目。「最後の2回か、1回を投げると思っていましたが、3イニングも見ることができてよかった。序盤は(球審の)ゾーンに苦しんで高めを取ってもらえなかった。それでもカットボールやスプリットでカウントをつくることができた。成長を感じますね。去年とは比べものにならない投手になりました」と解説した。

 「本当に2人とも順調に成長してくれました。こうやって高校最後に見る機会をつくってくれて感謝しています」。石垣と下重が指導を受けてきた“恩師”に無失点投球を届けた。(柳内 遼平)

 ▽北川雄介氏 スポーツトレーナー、経営者。1987年(昭62)3月4日生まれ、千葉県出身の38歳。八千代松陰(千葉)時代まで投手としてプレーし、筑波大ではコーチング、パフォーマンス向上の研究に励む。卒業後はスポーツトレーナーとなり、カブス・今永、西武・武内、楽天・荘司、日本ハム・細野らを指導。24年夏には東京都中央区に機材費を含む3億円を投じ「DIMENSIONING Sports Center」をオープン。

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