「私が見たいのは闘志、気迫、炎」ロバーツ監督が不振のテオスカー・ヘルナンデスについて言及

[ 2025年9月4日 07:01 ]

4回、スライディングキャッチを見せるドジャースのT・ヘルナンデス(AP)
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 ロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者が3日、不振のテオスカー・ヘルナンデス外野手について言及した。

 T・ヘルナンデスはチームの“心と魂”。クラブハウスでは陽気な雰囲気をつくり、ベンチではベテランとしてリーダーシップを発揮し、シーズンの大舞台で幾度も勝負強い一打を放った。デーブ・ロバーツ監督は「彼のことを尊敬している。野球を楽しむ部分と、同時に闘志を持つ部分のバランスを取れるからだ」という。

 しかし。今年は成績不振で良さが失われている。成績はキャリアでも最悪の一つで、打率.247は2019年以来の低さ、OPSは.734とキャリア最低。リーグ平均をわずかに上回る程度だ。右翼での守備範囲の狭さも災いし、落球が相次ぎ、守備指標は同ポジションの中でメジャー最低クラス。ファングラフスによると、6月末以降のWARがマイナス0.5とマイケル・コンフォートすら下回り、チームで最も低い。

 先週8月31日、ロバーツ監督はヘルナンデスを先発から外した。ロバーツ監督は「彼は毎日出るべき選手だが、現状では結果を残してこそ、毎日出場するに値する」と言う。監督がスター外野手に送った強いメッセージだった。「私が見たいのは闘志、気迫、炎だ。結果はどうあれ、それが見たい。スイングのメカニカルな部分はもう過ぎた。あとは戦うだけだ。その姿を私は見てきたし、この1カ月、そしてその先に必ず見られると信じている」。

 シーズン序盤、打率.315、9本塁打、33試合でMLB最多の34打点と快調なスタートを切ったが、マイアミでライナーに飛び込んだ際に鼠径(そけい)部を痛め、負傷者リスト入り。2週間後に復帰したが、本調子からは程遠く、スイングも守備範囲も取り戻せなかった。その後も不振が長引き、7月には自打球で足を痛める不運も重なった。オールスター後には体の状態が回復し、最近も「鼠径部も足も100%だ」と宣言していたが、打撃成績は低迷、ボール球に手を出す姿が目立っていた。

 ロバーツ監督がヘルナンデスに求めているのは、シーズンを通して揺れ動いた集中力のレベルを一定に保ち、楽しさと闘志のバランスを再び取り戻すことだ。「必ずそれを見られると信じている」とロバーツ監督は話している。

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