阪神・高橋遥人 巨人・井上温大との「ハルト」対決を5回2失点で制し4年ぶり巨人戦勝利

[ 2025年8月31日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3―2巨人 ( 2025年8月30日    甲子園 )

<神・巨>岩崎(左)からウイニングボールを受け取る高橋(中央)(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

 苦しみ、汗だくになりながら白星をつかんだ。阪神・高橋が、5回8安打2失点の粘投で今季3勝目。4年ぶりの巨人戦勝利で、また完全復活への一歩をしるした。

 「粘れたか分からないですけど、早い回で降りたので。2対2になった時は勝ち越しだけは(ダメ)、と思いながら投げていた」

 序盤から走者を背負い、2度リードを追いつかれた。それでも勝ち越し点だけは阻止。同点とされた5回2死二、三塁でも最後はキャベッジを140キロのツーシームで空振り三振に仕留めた。直後に打線が再び勝ち越しに成功。勝利投手の権利が転がり込んだ。

 幾多の故障を乗り越えてきた左腕。リハビリ中にはYouTubeで登山家が難所に挑む動画を見てモチベーションを上げたこともあるが、最も心を熱くさせるのが、格闘技だ。シーズン中で会場に足は運べなくても総合格闘技のRIZINや立ち技のK―1などのメガイベントの際はペイ・パー・ビューを購入。「結果は絶対に知らないようにして、帰りに牛丼を買って帰って、家で最初から見ました」とこだわりの“観戦法”も明かした。「命を懸けて戦っている姿が凄いなって」。近年では那須川天心VS武尊、朝倉未来VS平本蓮など、熱狂的なマッチアップに胸を震わせてきた。

 「そんなに気にしてないですけど」と首を振ったが、井上温人との「ハルト」対決を制し21年9月25日の対戦(東京ドーム)で完封勝利を飾って以来となる巨人戦での勝利を手にした高橋遥人。甲子園という“リング”で熱投を演じ4万超えの観衆の感情を揺さぶった。

 「(マジック減らしに)貢献できているかは分からないですけど…。みんな勝負強いので、こういう順位にいる。もっとしっかり頼られるようなピッチングできるように頑張ります」。次回こそ会心の笑顔と投球を見せる。(遠藤 礼)

 ≪甲子園での巨人戦勝利は5年ぶり≫高橋(神)が今季6試合で無傷の3勝目。巨人戦は昨季9月23日の甲子園で6回0/3を1失点で負け投手になって以来の登板で、勝利は左肘手術前の21年9月25日(東京ドーム)で完封して以来4年ぶり。甲子園では20年10月5日の完投勝利以来5年ぶりになる。

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年8月31日のニュース