プロ初先発初勝利の阪神・早川太貴の経歴は超異色 国立大出身の元公務員 そして極度の人見知り  

[ 2025年8月28日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―1DeNA ( 2025年8月27日    横浜 )

<D・神>3回、夕焼けの横浜スタジアムで投球する早川(撮影・島崎 忠彦)
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 阪神・早川太貴投手(25)が27日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発し5回2安打無失点でプロ初勝利をつかんだ。育成ドラフト入団新人の先発勝利はプロ野球4人目で、球団初となった。

 ◇早川 太貴(はやかわ・だいき)プロフィル

 ☆生まれ&サイズ 1999年(平11)12月18日生まれ、北海道江別市出身の25歳。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 大麻泉小3年から野球を始め、大麻東中では軟式野球部。大麻では3年夏に右肘を骨折。甲子園出場経験なし。小樽商大では札幌学生野球2部で1年秋からリーグ戦登板。北広島市役所就職後に同市役所の軟式野球チームと「ウイン北広島」でプレーした後、くふうハヤテのトライアウトを受験し、24年からプレー。同年秋のドラフト会議で阪神から育成3位指名を受ける。

 ☆持ち球 カーブ、カットボール、ツーシーム、スライダー、フォーク、チェンジアップ。

 ☆ゲーム好き 人気ゲーム「パワフルプロ野球」が達人級のうまさと選手間では評判。選手寮「虎風荘」ではドラフト同期の今朝丸を圧倒。

 ☆思い入れ エスコンフィールドから徒歩5分の北広島市役所に勤めていたが、同球場に観戦などで行ったことがない。その理由は「自分でプロ野球選手になった時に行きたい。あえて行かなかった」。

 ☆人見知り 報道陣に対応する際の声ボリュームも小さく、入団直後には極度の人見知りであることを公言。“元祖”人見知りの先輩・岩崎から「人見知りなら、目立たないように成績を残せばいい」とエール!?も送られた。

 ≪国立大出身の主なドラフト入団投手≫
 ★井手 峻 東大から66年二次ドラフト3位で中日入団。ドラフト制で初の東大出身選手。投手で67年17試合に登板し1勝4敗。70年以降野手で出場。

 ★渡辺 正和 筑波大から東京ガスを経て92年ドラフト5位でダイエー入団。00年以降救援で活躍。03年まで264試合15勝9敗1セーブ。
 ★杉本 友 筑波大から96年ドラフト1位でオリックス入団。横浜、ヤクルトと05年まで126試合12勝23敗1セーブ。

 ★加藤 武治 東京学芸大から三菱ふそう川崎を経て、02年ドラフト4巡目で横浜入団。日本ハムと11年まで、主に中継ぎで294試合30勝28敗9セーブ48ホールド。

 ★佐藤 隼輔 筑波大から21年ドラフト2位で西武入団。23年からリリーフの一角を担う。23年アジアCSで日本代表。

 ▽元公務員のプロ野球選手 広岡達朗の兄・富夫(広島県庁→広島=52~59年)、陸上五輪代表の俊足を買われた飯島秀雄(茨城県庁→ロッテ=69~71年)、税務課から4番打者になった高木由一(相模原市役所→大洋=72~87年)らがおり、球界でも異色の存在。ちなみに3選手は全員が野手で、投手はさらに希少と言える。

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