日本ハム・ドラ1柴田 プロ初救援で初失点も初ホールド!ソフトバンク戦6カードぶりの勝ち越し

[ 2025年8月24日 06:00 ]

セ・リーグ   日本ハム8―3ソフトバンク ( 2025年8月23日    エスコンF )

<日・ソ>8回、投手交代を告げマウンドで柴田(右)の頭に手をおく新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムのドラフト1位・柴田獅子投手(19)が、23日のソフトバンク戦でプロ初ホールドを記録した。5―2の6回から2番手で初の救援登板し、自己最速タイの154キロの直球を軸に2回2/3を4安打1失点。大事な天王山第2ラウンドで起用され、期待に応える好投で8―3勝利に貢献。首位に1・5ゲーム差に迫った。同戦6カードぶりの勝ち越しを決め、貯金は最多の25とした。

 大胆すぎる「秘密兵器」の投入だった。新庄監督は、3点リードの6回から、2番手にドラフト1位・柴田を抜てき。右腕はプロ初救援で勝利を引き寄せる好投を見せた。

 「大事な試合に呼ばれてうれしい。最後は打たれてしまったが、それまでは良いテンポで抑えられた」

 投打で期待される福岡出身の逸材だ。プロデビューだった7月26日のロッテ戦は先発で3回完全投球を見せたが、まだ高卒1年目の19歳。目の前には小学生の頃から見ていた選手がずらりと並ぶ。6回1死から牧原大の遊撃内野安打でプロ初被安打を許したが、続く今宮は遊ゴロ併殺。7回も3者凡退と圧巻だった。

 だが、8回2死から近藤、山川、牧原大の3連打でプロ初失点を喫すると、続く代打・中村に死球を与えて降板。マウンドで同郷の新庄監督からは「よう頑張った」とハイタッチでねぎらわれ、頭をポンポンと撫でられた。ベンチに戻る前に中村に謝罪した。指揮官は「あそこで連打を食らったことは間違いなくプラスになる」。柴田も「逆に良かった。桁違いの一流選手がどんな反応をするか勉強して、打者としても吸収できた」と学びも得た。

 昨年10月のドラフト会議。新庄監督が小久保監督と外れ1位で競合し、クジを引き当てた。敗れればソフトバンクに優勝マジックが点灯する大一番で起用した新庄監督は「僕が引き当てて柴田君の人生を決めた。ソフトバンク戦で1年目に投げさせるところに意味がある。心臓が6センチぐらい飛び出てたけど」とおどけながら「柴田君なら大丈夫というところで抑えてくれた」と称えた。

 柴田は今後、出場選手登録を抹消されるが、1軍に同行して調整し、次回の登板に備える。首位・ソフトバンクとは1・5ゲーム差。ルーキーが逆転優勝のキーマンになるかもしれない。(田中 健人)

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