ド軍ベシア 4戦連続失点中も志願の9回男気続投で3勝目 パ軍強力打線抑え「スタジアムが揺れていた」

[ 2025年8月18日 10:15 ]

ナ・リーグ   ドジャース5―4パドレス ( 2025年8月17日    ロサンゼルス )

マチャドを三振に仕留め、雄叫びを上げるドジャース・ベシア(AP)
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 ドジャースのアレックス・ベシア投手(29)が17日(日本時間18日)、本拠でのパドレスとの首位攻防3連戦最終戦に8回から救援登板。4試合連続失点中と精彩を欠いていたが、1回2/3を無安打無失点に抑えて今季3勝目(2敗)を挙げた。打線が8回にムーキー・ベッツ内野手(32)が決勝弾を放って首位攻防3連戦でスイープし、ナ・リーグ西地区2位のパドレスに2ゲーム差をつけた。

 ドジャースは初回にフリーマンの3ランなどで4点を奪って以降は追加点を奪えず、パドレスに8回に同点とされる嫌な流れだった。ベシアは1点リードの8回1死二、三塁から救援登板。この状況で内野は前進守備を敷かず、代打イグレシアスの遊ゴロの間に走者を還されたが、なおも2死三塁では9番フェルミンを投ゴロに仕留めて勝ち越し点を許さなかった。

 その裏の攻撃でベッツが相手守護神スアレスから13号決勝ソロ。9回は回またぎでベシアが再びマウンドに上がり、タティス、アラエス、マチャドの上位打線3人を斬って試合を締めた。

 試合後、取材に応じたベシアは「交代だと言われたが、自分は“いや、まだ投げたい”と思った。監督のところに行って、“もし9回にリードしていたら自分に投げさせてほしい”と伝えた。監督は“分かった、いいぞ”と。そしたらムーキーが一発打ってくれて“よし、行こう”と。あとは一球一球に集中した。本当に素晴らしい勝利だった」と9回も続投した経緯を説明した。

 1ゲーム差の2位で迎えた今カードで3連勝。「僕らが闘志を持っているってこと。それは簡単に消えるものじゃない。誰もが互いに頼り合い、チームとして自分たちがどれほど強いか分かっている。この3試合、それを証明できた。一人がダメでも次が助ける。“トーチを渡す”と僕らは呼んでいるが、そうやってつないでいくんだ。野球では何度も打ちのめされることがあるが、頭を下げて前に進み続けるしかない」と明かした。

 ここまで4試合連続失点中だったが「自分に自信を持てていたし、監督もあの場面で信頼してくれた。そのことがさらに自信につながった。ウィル(スミス)とスカウティングレポートを確認して、最初から同じページに立てていた。そういうときは“次の打者に全力を尽くす”と自分に言い聞かせるだけ」と胸中を明かした。最後の打者、マチャドを三振に打ち取るとスタジアムは大熱狂。「ドジャースタジアムが揺れていた。自分はアドレナリン型の投手なので、それが一番のエネルギー源だ。ドジャースタジアムはいつも自分のベストを引き出してくれる場所」とファンの後押しに感謝していた。

 9回のマウンドを託したデーブ・ロバーツ監督は「素晴らしかった。彼はこれまで大舞台で何度も投げているから、必ずしも常に右肩上がりというわけではない。でも信じて起用した。今日の投球は素晴らしかった。大きな一歩だった」と称えていた。

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