巨人 ミスターに白星届けられず…阿部監督「めちゃくちゃ怒られたんじゃないですか」

[ 2025年8月17日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2025年8月16日    東京D )

<巨・神>試合後、三塁ベース付近で「3」の人文字を作る巨人の選手、スタッフ、OBたち(撮影・篠原岳夫)
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 ミスターに白星を届けることができなかった。巨人はわずか2安打で今季11度目の零敗を喫し、勝率5割に逆戻り。長嶋さんの追悼試合で首位・阪神に完敗し、12ゲーム差に開いた。阿部監督は「とても残念。みんな重圧に負けちゃったかな。(長嶋さんが生きていたら)多分、めちゃくちゃ怒られたんじゃないですか」と恩師の顔を思い浮かべた。

 首脳陣、選手らが長嶋さんの永久欠番である背番号3のユニホームでプレーした特別な一戦。試合前には「全員が背番号3をつける。多分、一生に一度だと思う。何とかいい報告ができるように。勝って喜んでもらう、そこ一つ。みんな力を結集していきましょう」と鼓舞して臨んだ。

 恩を返したかった。入団1年目の01年。監督最終年だった長嶋さんが、ルーキーながら開幕スタメンに抜てきしてくれた。「本当に我慢していただいた。感謝しかない」。球界を代表する捕手に成長する足がかりとなった。自身が監督就任後も、何度も球場に足を運んでくれた。「激励してくれて心強かった」。熱い思いに応えるのは白星だけ。だが、これまで一度も黒星を付けていない相手先発の村上を前に二塁すら踏めなかった。

 光は左肘じん帯損傷で離脱していた岡本の102日ぶりの復帰だ。長嶋さんの代名詞だった「4番サード」で出場。3打席で2打数無安打1四球に終わるも、守備では軽快な動きを見せた。岡本は「特別な試合でしたし、僕も一発目の試合だったので、ちょっと緊張した。勝てたら一番良かったんですけれど、何とか明日頑張りたい」と約束。指揮官は「多少急いでこの日に合わせてくれたと思う。打線が落ち着いていく、いい方向に進んでくれれば」と期待した。

 始球式では捕手として松井氏の投球を受けた。「そうそうたるOBの方がいらっしゃって、やっぱりジャイアンツって凄い」と再確認。長嶋さんを筆頭に築いてきた常勝軍団の伝統と誇りを胸に、阪神に食らいつく。(青森 正宣)

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