【甲子園】岡山学芸館・山田涼 「今までで一番楽しい時間」“おじさん”と同じ三塁から見る景色

[ 2025年8月17日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第11日・3回戦   岡山学芸館0―14山梨学院 ( 2025年8月16日    甲子園 )

<岡山学芸館・山梨学院>2回、田村の打球を捕り二塁へ送球する岡山学芸館・山田 (撮影・亀井 直樹)
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 【熱闘博覧会】小さい頃から話に聞いていた、それも三塁から見る景色は格別だった。山田は敗戦の悔しさを胸にしまい「今まで野球をしてきた中で、一番楽しい時間でした」と率直な思いがあふれた。

 母・千重子さんのいとこにあたる星加逸人さんは、1996年夏に全国制覇した松山商の三塁手。“奇跡のバックホーム”で知られる決勝の熊本工戦では、延長11回に決勝スクイズを決めたヒーローだ。年末年始に必ず会う“おじさん”からは甲子園の土やメダルを見せてもらい、憧れは一層強くなっていた。

 松山商や母の母校でもある済美ではなく、岡山から聖地を目指すことを選択。三塁手に転向した昨春は背番号15を手にしたが、昨夏の甲子園はベンチ外。悔しさもバネに今夏は背番号5をつかんだ。

 「サードから見た景色とか、甲子園の楽しさを話したい」。菰田陽生が投げ下ろす「見たことのない軌道」の直球や、7回の打席で対戦した檜垣瑠輝斗が中学時代の後輩という偶然もあった。応援してくれた家族や星加さんに報告することを楽しみにしている。 (石丸 泰士)

 ◇山田 涼(やまだ・りょう)2007年(平19)9月26日生まれ、愛媛県出身の17歳。小3から日高軟式野球クラブで野球を始め内野手。日吉中では今治中央ボーイズでプレー。岡山学芸館では2年春からベンチ入り。50メートル走6秒1、遠投80メートル。1メートル74、78キロ。右投げ右打ち。

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