【甲子園】佐賀北・家永そらマネジャー もう一人の3年生マネジャーの分まで「二刀流」奮闘

[ 2025年8月16日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権大会第10日目・2回戦   佐賀北1-6明豊 ( 2025年8月15日    甲子園 )

<佐賀北・明豊> ボールパーソンを務める佐賀北・家永そらさん (撮影・須田 麻祐子)
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 【熱闘博覧会】敗れた佐賀北ナインが「甲子園の土」を集めている。いつの時代も変わらない光景だ。その列に家永そらマネジャー(3年)も加わった。膝が汚れても、髪が地面に着いたって気にしない。聖地の感触を味わい「同志」のために少しだけ、多めに集めた。

 「みんながここに、夢の舞台に私を連れてきてくれたから、少しでも思い出を拾おうと思いました」

 初戦は女子部員として大会史上初のボールパーソンを務めた。この試合、初戦にベンチでスコアをつけたもう1人の3年生マネジャー・渡辺歩果と役割を入れ替える予定だったが、初戦後に新型コロナウイルスに感染したために断念。思いを継いだ家永マネジャーは試合前ノックで補助に入り、ユニホーム姿のまま記録員を務める「二刀流」をやり遂げた。

 土を拾っている時、ふと見上げた。黒土に白く光るファウルライン、神聖に見えるマウンド、そしてスコアボードにともる「佐賀北」の文字…。どれもがあまりに雄大で「もうこの景色は一生忘れない」と深く心に刻んだ。

 「絶対に歩果は来たかったと思うので、思いを背負ってやりました」。少しだけ多く拾っていた土は2人で「はんぶんこ」する。(柳内 遼平)

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