【甲子園】開星・森優晴 「運命」感じた仙台育英戦、兄と同じ高校選び雪辱へ燃えた一戦

[ 2025年8月15日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第9日・2回戦   開星2-6仙台育英 ( 2025年8月14日    甲子園 )

<仙台育英・開星> 8回、ナインを鼓舞する開星・森 (撮影・後藤 大輝)
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 【熱闘博覧会】開星の背番号3・森優晴(3年)は、仙台育英戦を「運命だ」と感じていた。語り草となっている10年夏の同カードに、兄の大樹さんがベンチ入りしていたのだ。「自分らしく頑張れ」。そう励ましてくれた兄の雪辱に燃えた一戦でもあった。

 兄は、仙台育英戦の翌年の3年夏に甲子園で本塁打を放った。小学生になって映像を見た弟は、「自分も甲子園で本塁打を打つ」と素振りを繰り返した。

 兄は、弟を指導したいと少年野球チームの監督まで名乗り出てくれた。高校で野々村直通監督の指導を受けていた兄の性格は「気持ちを大事にする熱い人」。「最後は気持ちだ」が口癖の野々村監督と同じ熱血漢だった。

 兄と同じ高校を選んだ理由は「自分も野々村監督と一緒に甲子園に行きたかったから」。高校でも変わらず、悩めば兄に指導をお願いした。「打撃はタイミング」。この教えを守れば、甲子園で本塁打を打てる気がした。

 初戦は先発出場し、今回の一戦では出場できなかった。「(初戦で)兄と同じように強振できました」。兄への感謝を語ろうとすると、余計に涙があふれた。(河合 洋介)

 ◇森 優晴(もり・ゆうせい)2007年(平19)6月13日生まれ、島根県出身の18歳。4歳からSTブルーウィングスで野球を始め、大田市立第二中では軟式野球部に所属。開星では1年秋に背番号15でベンチ入りし、3年夏は島根大会で背番号2、甲子園で同3に変更。1メートル76、80キロ。右投げ右打ち。

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