【森繁和氏 視点】6回は巨人・田中将大に投げ切ってほしかった 打順も下位…せめて同点までは、と

[ 2025年8月7日 20:17 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2025年8月7日    東京D )

<巨・ヤ(16)>6回途中、田中将(左)に交代を告げる阿部監督(撮影・尾崎 有希)
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 巨人田中将大投手(36)が7日のヤクルト戦(東京D)に今季4度目の先発。6回途中3安打2失点(自責1)の力投も今季2勝目、日米通算199勝目はお預けとなった。スポニチ評論家の森繁和氏(70)が田中将の104球を分析した。

 結果的に2番手・船迫が打たれて同点になってしまったが、6回は田中将に投げ切ってほしかった。1点リードの2死一、二塁で降板。相手の打順も8番と下位だっただけに、せめて同点までは投げさせても…と思いながら見ていた。

 約3カ月ぶりの1軍登板。腕も非常に振れていたし、直球の走り自体も以前よりかなり良くなっていた。本人も自信があったのだろう。3回まで打者9人をパーフェクトに抑え、うち6人の初球が最速149キロをマークした直球だった。直球が走ればフォークやカーブなどの変化球も生き、緩急が使える。2回には村上をスプリットで空振り三振に斬ったのも見事だった。

 もったいなかったのは4回のオスナの同点適時打だ。フルカウントからの7球目、田中将は何度か首を振ってカットボールを選んだが、これが高めに抜けてしまった。序盤から低めに決まっていた直球だったら抜けることはなかっただろうが、これは結果論。本人が一番良く分かっているだろうし、この投球ならまたチャンスもあるはず。次の登板に199勝目を期待したい。(本紙評論家)

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