【甲子園】仙台育英・吉川陽大 12K完封勝利も自己採点は「70点」 両親から学んだ「勝負強さ」披露

[ 2025年8月6日 12:10 ]

第107回全国高校野球選手権第2日 1回戦   仙台育英5ー0鳥取城北 ( 2025年8月6日    甲子園 )

<鳥取城北・仙台育英> 完封勝利し、雄叫びをあげる仙台育英・吉川 (撮影・平嶋 理子)
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 22年の優勝校・仙台育英(宮城)が投打のかみ合う快勝で、出場4大会連続で初戦を突破した。先発・吉川陽大(3年)が鳥取城北打線に付けいる隙を与えず、5安打12奪三振で完封勝利。「最初は緊張したんですけど、須江先生から“自信持っていけば、お前なら大丈夫だから、頑張っていけよ”っていうふうに言われたので、そこから緊張を自信に変えて、ピッチングすることができました」と笑顔を見せつつ、自己採点については「70点ぐらい」と辛口だった。

 初回、1死から初安打を許したが、慌てることなくスコアボードに「0」を入れると、持ち味の制球力を軸に、相手打線に的を絞らせなかった。4回に味方が4点を先行すると、ペースは加速。相手に三塁を踏ませることなく、安定して9回を投げきった。

 「70点」の要因は「やっぱり制球が、フォアボールだったりとか、四球とか出してしまったところがもったいなかったのと、自分有利なカウントでヒットを打たれてしまったりとかあった」と挙げる。3回先頭に与えた死球、さらに味方が先制した直後の4回に1死から与えた四球などが反省材料。「そこは次の試合まで修正していきたいと思います」と次戦を見据えた。

 元バレーボール女子日本代表監督の父・正博さん、バレーボール日本代表のリベロだった母・博子さんを両親に持つ吉川。「やっぱり世界で戦ってきている親なので、世界を知っているので、気持ち面だったりとか、そういうふうは教えてもらって。自分の持ち味は勝負強い気持ちなんですけど、それは親からずっと教えてきてもらった」。持ち味を存分に生かし、強い気持ちでマウンドを守り抜いた。

 須江監督は「次までの日程があくので、もし詰まっていれば確実に継投かなと思ったん」としたが、信頼感で最後までマウンドを背番号「1」に託した。「この中で投げ切るという経験がきっと生きてくるので、初戦だけこういうふうな攻め方ですけど、次はベンチで控えてるピッチャーがどれだけが活躍してくれるか、ここから先の戦いだと思いますので、厳しい戦いだと思いますけど全員で勝ち上がりたいと思います」と話した。

 2度目の白河の関越えへ、投打のかみ合う快勝で好スタートを切った。

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