阪神・佐藤輝明「AREペース」だ 85年岡田彰布と同じ97試合目で27号「しっかり打ち返せた」

[ 2025年8月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―1ヤクルト ( 2025年8月2日    神宮 )

<ヤ・神>4回、ソロを放った佐藤輝(右)(撮影・尾崎 有希)
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 神宮での「猛虎花火大会」は、この男が打ってこそ成立する。小幡、高寺の若手2人のアーチに負けじと、阪神・佐藤輝は4回先頭で右翼席へ27号ソロを叩き込んだ。7月26日DeNA戦以来6試合ぶりで、通算111号となる一発が貴重な追加点となり、1死後の小幡の2発目も誘発してみせた。

 「良かったです。フルカウントだったので、粘り強く、しっかり打ち返せた。ホームランになって良かった」

 2球であっさりと追い込まれてから、粘りに粘った。1ボール後に2球ファウル。2ボールを挟んで再び2球ファウル。土俵際から“吉村優勢”を徐々に押し戻し、10球目のやや低いストレートを豪快に打ち砕いた。

 「(高寺も)いいバッティングだったと思います。(下位打線も含め)全体で、もっと盛り上げていきたい」

 吉兆データが背中を押す。シーズン97試合目での27号は、85年の岡田彰布と全く同じ。130試合制の当時、岡田は最終的に35発まで積み上げ、リーグ制覇と日本一に貢献した。143試合制の今季で換算すると、佐藤輝は39発を打つ計算。23、24年に共闘した前指揮官の“代名詞”を流用するなら「AREペース」とも言える。2年ぶりの頂点へ「40」すら視界にとらえる男の打棒に、陰りは全く見られない。

 打点も68とし、4年連続70打点も時間の問題だ。そして30本塁打の大台にも“マジック3”――。きょう3日のカード最終戦も鮮やかな花火を打ち上げ、夏の夜空を彩る。 (八木 勇磨)

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