【高校野球】岡山学芸館が2年連続4度目の夏切符 又吉涼太郎が汚名返上の先制打

[ 2025年7月28日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権岡山大会決勝   岡山学芸館5―4おかやま山陽 ( 2025年7月27日    倉敷マスカット )

優勝し、スタンドの声援に手を振って応える岡山学芸館・又吉(中央)
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 「晴れの国」の青空に両腕を突き上げた。2年連続の甲子園。波打つ歓喜の渦で、岡山学芸館・又吉涼太郎(3年)は最高のスマイルを見せた。

 「佐藤監督が“今日はおまえの日になる”と言ってくださり、期待に応えられた」

 伏線は倉敷商との準決勝、8回の守備。タイムリーエラーの背番号4は試合中にベンチで号泣した。

 「みんなが慰めてくれて…。何としても借りを返したかった」

 汚名返上の場面は3回2死一、二塁。変化球に食らいつき、先制適時打を右前に運んだ。相手の13安打に対して5安打。又吉の1本が光った。

 野球の神様は見ていた。3月の沖縄合宿。観光地の国際通りで、又吉ら5選手は高齢女性が倒れるのを目撃した。すぐに駆けつけ、又吉は保健体育の授業で習った心肺蘇生の処置を実践。女性は一命を取り留めた。

 決戦へ向かうバスの中で、指揮官はこの話題に触れた。「どんな時も、すぐに動ける選手たちですから、頼もしく思います」。甲子園の舞台でも、誇れる連係で頂点を狙う。   (堀田 和昭)

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