広島 末包昇大の呼びかけで選手だけ60分間ミーティング「もっと熱くなって野球を」後半戦へ弾みに

[ 2025年7月26日 05:45 ]

試合中に円陣を組む広島ナイン
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  リーグ5位からの逆襲を狙う広島は25日、マツダスタジアムでの全体練習開始前に約60分間にわたって選手同士でミーティングを開き、思いの丈をぶつけ合って結束を高めた。開催を呼びかけた末包昇大外野手(29)は、上位浮上へ「もっと熱くなって野球をしましょう」と声を大に主張。きょう26日の巨人戦(マツダ)を含めて残り55試合、ナインの意地を懸けた後半戦が始まる。

 それは、球宴期間中に末包、森下、大盛がプライベートで集まった食事の席で、誰からとなく話題に上がったという。7月に入って3勝12敗3分けと急失速したチーム。後半戦で巻き返すために、選手同士で話し合いの場を設けては…と意見が一致した。末包が言う。

 「うまくいかないことが最近は多いので、吐き出す場というか。借金はあるけど、だんご状態だし、残り55試合もある。チームとしてどうしていくべきか話しましょう…と」

 ミーティングはこの日の午後1時ごろから、マツダスタジアムの選手ロッカーで始まった。LINEで参加を呼びかけられた投手、野手が入り交じって約60分間。個々が思いの丈をぶつけ合い、練習開始の2時になったために時間切れで散会するほど、熱を帯びた。

 「みんな思っていることがあった。ハーンやモン(テロ)ちゃんも話してくれた。ゾノ(小園)や二俣ら若手も“どうかな”と聞くと話してくれる。上の人からも意見してもらった。勝ちたいので」

 意見は(1)なるべくしてこういう状況になった(2)負けたから頑張ろうではなく、自分たちがやれることに集中しよう(3)個々が責任を持って試合に臨もう――が大要。末包自身「反省しないといけないところはある」と認めた上で、こう主張した。
 「下手で負けたなら仕方がない。神宮のサヨナラ負け(21日)じゃないですけど、全員で頑張ろうと果たして思えていたのか。もっと熱くなって野球をしましょう」

 4月下旬から5月上旬に7連敗を喫した時は堂林、野間が音頭を取ってミーティングを開いた。今回は、より若い年代が発案し、野間と大瀬良に了解を得た上で開いた。野間は「みんなでやっていくこと。そこは尊重し、違ったら違うという話し合いもできれば、良いチームになっていくと思う」と語った。

 末包は言う。

 「勝ち負けは仕方がないけど、それ以外にも問題が多々あった。チームとして話せる場があって良かったと思う。今日(25日)を境にチームが変わり、また息を吹き返して優勝戦線に入っていけたら」

 首位・阪神とは12・5ゲーム差でも、3ゲーム差の2位・DeNAは射程圏内だ。残り55試合、ナインは結束し、同じ方向を向いてチーム一丸で戦う。(江尾 卓也)

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