大黒柱・中村降板後に逆転負けの早実 2年連続の甲子園を逃した和泉監督「中村頼みのツケが回ってきた」

[ 2025年7月25日 17:53 ]

第107回全国高校野球選手権西東京大会準々決勝   早実3ー4国士館 ( 2025年7月25日    神宮 )

<早実・国士舘>試合後の囲み取材に応じる早実・和泉監督(撮影・大城 有生希)
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 2年連続の甲子園を目指した早実のエース兼主将の左腕・中村心大(3年)は、三塁コーチャーボックスで終戦を迎えた。先発で8回6安打1失点(自責0)に抑え、3番打者としても2―0の5回に遊撃へのタイムリー内野安打で3点目。ところが、3―1の9回から救援した2番手・中島颯之介(3年)が味方エラーをきっかけに同点を許すと、3番手・小俣颯汰(2年)が逆転打を浴びた。

 9回裏の攻撃時には主将として三塁コーチャーに立って仲間を鼓舞した中村。無念の終戦に涙が止まらず「今年は自分たちの手で甲子園に行きたかったけど、何もできずに悔しい」。3回から左手の人差し指のマメがつぶれ、8回までに145球。疲労から球威も落ちたことでマウンドを降りた。降板後の逆転負けには「みんなは頑張ってくれたけど、それ以上に相手が強かった。誰が悪いではなくて、ただ相手が強かった」。さらにこの1年間を振り返り「主将として未熟で、自分の弱さがチームの弱さになってしまったんだと思う」と悔やんだ。

 昨夏、今春と甲子園に出場しながら準々決勝での敗退。和泉監督は「この1年、中村頼みでやってきたツケが回ってきた。この国士舘戦がキーと思っていたが、心配なとこころが出てしまった」と振り返り、進学希望の中村について「入学してから、いい投球も悔しい思いもしながら成長してくれた。今後の糧になってくれれば」と将来に期待した。
 

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