4回途中降板の菅野智之「あれだけ散らばってたら…」制球を反省 球審に“訴え”の内容は?

[ 2025年7月22日 12:24 ]

ア・リーグ   ガーディアンズ 10―5 オリオールズ ( 2025年7月21日    クリーブランド )

<ガーディアンズ×オリオールズ>4回、指を指して訴えるオリオールズの菅野(AP)
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 オリオールズの菅野智之投手(35)が21日(日本時間22日)、敵地ガーディアンズ戦に先発し、3回2/3を6安打4失点(自責3)で8勝目はならなかった。4三振を奪ったが、5四死球はメジャー自己ワースト。菅野降板後に失点を重ねたオリオールズは5―10で敗れた。

 口ひげを生やした菅野は初回、3点の援護を受けてマウンドに上がったものの、無死一、二塁から3番・ラミレスに同点3ランを浴びた。2回は無死満塁、3回は2死一、二塁を抑えたが、4回は2死から一失、四球で一、二塁。コーチ、通訳を交えて球審に何かを訴えた直後、5番・サンタナの右前適時打で4点目を失ったところで交代を命じられた。3回2/3での降板は6月20日のヤンキース戦に続くメジャー自己ワーストタイだった。

 菅野との試合後の主な一問一答は以下のとおり。

 ーー相手打線は全員左打者(両打ちも合わせ)。巨人時代を含めて経験は。
 「9人左はたぶんないかもしれないですね」

 ーーそれによることでの配球の難しさは。
 「序盤見てれば分かると思いますけど、踏み込んできて外めの真っすぐ系のボールをコンタクトしてくる感じで、高めの真っすぐ、低めは捨てようという感覚で振ってきているのは分かっていますし、2回以降はインサイドのカットボールだったり、スライダーを増やして、そこからたぶんヒットは最後に打たれた1本だけかな。でも今日はそこじゃなくて、四球、アンラッキーな判定もありましたけど、あれだけ散らばってたらキャッチャーも配球できないだろうし、まず自分をしっかりコントロールできなかったというのが一番、今日よくなかったところだと思います」

 ーーオールスターブレイクを挟んで体の軽さの影響は。
 「いや、言い訳にならないですよ。そこの調整を任されているわけですし、これだけ長くやっているので、しっかりこの試合にアジャストしなければいけないというのは分かってたので」

 ーー左打者へのスイーパーがよかった。これまでは右打者に投げる方が多かったのか。
 「僕はもうあれが全てだと思うし、いろんなことをしていかないと抑えられないので、ただ使いどころや場面、バッターによってというのは大事なところで、データだけに頼ってしまうと今日みたいなことが起こるので、いくら外を打っていないといっても、僕のフォーシームと他の人のフォーシームでは軌道もスピードも違うし、ある程度自分主体で考えたいなと思いました」

 ーートレード期限が近づく中で、1試合ごとの重みは感じるか。
 「感じてますし、僕も初めてのことなので、コントロールできないことですけど、でもやっぱりこのチームに愛着がありますし、何とか勝とうと思ってやっているという感じですかね」

 ーー自身の名前も挙がっている。マインドのコントロールの仕方は。
 「基本的に僕はコントロールできないことは考えないようにしているので、その時になったら考えればいいなと思いますし、今は一日一日次の試合に向けて準備してという、当たり前の繰り返ししかできないので、今できることに集中して、そうならないことを祈りますけど、そうなった時にまた考えればいいかなと思います」

 ーー4回、マウンドに集まった際に指を指して何かを話していた。
 「今日、何回かあったんですけど、バッターがタイムを取って外しているのに時計が進んでいたので、それでピッチクロックがギリギリになってというのも何回かあったので」

 ーーピッチクロックバイオレーションの際もそうだったのか。
 「そうですね。それを審判に言ってくれって言って。審判も“もしかしたら見落としていたかもしれないからごめんね”と言っていたので。一応時計は見ているんですけど、ピッチクロック、今日こっちに来て初めて取られたと思うんですけど、あれもまだ全然余裕あるなと思ってパッと見たらもう1秒だったんで。そんなこと今まで一度もないので、審判これ止めてないなと。その前もタイムをかけてというのはありました」

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