【高校野球】明大八王子 2日間の大熱戦制した!継続試合で村田主将が決勝打

[ 2025年7月18日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権 西東京大会3回戦   明大八王子7―5創価 ( 2025年7月17日    スリーボンド八王子 )

<明大八王子・創価>創価に勝利して喜ぶ明大八王子ナイン(撮影・郡司 修)
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 前日の8回だった。明大八王子が3点差を追いつき、なお2死二、三塁のチャンス。押せ押せムードの中、降雨のため継続試合が決定した。午後4時11分の出来事だった。

 一夜明け、この日は晴天。約24時間後となる午後4時39分に、試合は再開した。

 打席には主将・村田晃毅(こうき=3年)が立つ。4球目を右前に運んだ。打球処理を焦った右翼手が後ろにそらす間に三塁まで進んだ。2日がかりの決勝打に「みんなの思いを背負ってとかではなく普通にいつも通りタイミングを合わせにいった。ベンチはびっくりしていた」と笑った。

 前夜は、Netflixでたまたま見かけた映画「ちはやふる」を観賞するほどリラックスしていた。心地いい疲れがあって寝付きが良く、8時間睡眠で英気を養った。だが、グラウンドに入ると、緊張感が襲ってきた。スタンドに駆けつけた、いつも以上の大歓声を聞き、我に返ることができた。実は、コーチからは「点が入らない想定で、守備を頑張ろう」と言われていたが、キャプテンの意地を見せた。

 9回無死一、二塁のピンチも併殺で切り抜け、7―5で競り勝った。前日は3時間25分、そしてこの日は14分。激闘を制した椙原(すぎはら)貴文監督は「泥くさいプレーをやってくれるのが村田。やってくれると思って余計なことは言っていない」と信じていた。今年のチームのテーマは「感動させる」。一晩寝ても勢いを継続させたナインの姿に、指揮官は「僕が感動させられっぱなしです」と涙ぐんだ。(栗原 彩香)

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