【高校野球】履正社が汎愛を圧倒して4回戦進出 昨夏にイップス克服の背番号1・江藤幸大が6回無失点

[ 2025年7月16日 15:32 ]

第107回全国高校野球選手権大阪大会3回戦   履正社7―0汎愛 ( 2025年7月16日    GOSANDO南港 )

大阪大会<履正社・汎愛> 勝利し、校歌を歌う履正社ナイン (撮影・須田 麻祐子)
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 大阪2強の一角・履正社が、公立の実力校・汎愛を7―0の7回コールドで圧倒し、4回戦に駒を進めた。最速145キロ右腕の先発・江藤幸大(3年)が6回無失点と試合をつくり、「ゼロで(抑える)という気持ちが強かったので、そこは良かったと思います」と振り返った。

 初戦だった枚方津田との2回戦は、背番号10の今井珀翔(3年)と同11の徳山翔守(3年)が継投による5回ノーヒットノーラン。負けじと、3回戦は背番号1がスコアボードに「0」を並べてみせた。「(初登板で)抑えてやろうという気持ちが前に出た」とボール先行になる場面も散見されたが、打線の援護にも力をもらった。

 昨年4月頃に、一時的にイップスを発症した。「試合で投げても全部ショートバウンドになるくらいで、ストライクが全然入らなかった」。それでも「辞めたいとは思いませんでした」と前を向いて改善に努めた。そしてフォームを根本的に見直し、ショートアームだった右腕のテークバックを大きくするなど体を大きく使うことを意識し、克服。昨年7月に本格的なピッチングを再開し、今春から強豪の背番号1をつかんだ苦労人右腕だ。

 多田晃監督は江藤について「あまり調子は良くなかったが、なんとかゲームをつくってくれた」と称えた上で「この夏までに経験を積んできた。6月の練習試合の成果を今後、桐蔭さんだけでなく、それ以外の強豪校さんと当たった時に発揮してくれたら」と勝負どころでの本領発揮に期待を寄せた。

 チームは昨秋の大阪大会を制したものの、近畿大会初戦で滋賀短大付(滋賀)に敗戦を喫し、選抜切符を逃した。今春は大阪大会決勝で最大のライバル・大阪桐蔭に、2―6の完敗を喫した。今夏こそ勝ちきり、2年ぶり6度目の夏切符を手中に収める。

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