大谷翔平の速球派へのこだわり「100マイルも投げられるというのが今の武器」変化球で「崩す楽しみ」も

[ 2025年7月13日 07:46 ]

ナ・リーグ   ドジャース2-1ジャイアンツ ( 2025年7月12日    サンフランシスコ )

ジャイアンツ戦に先発し、3回無失点に抑えたドジャース・大谷(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が12日(日本時間13日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場し、投手として3回を1安打無失点に抑え、チームの連敗脱出に貢献した。

 試合後、取材に応じた大谷は、この日も最速99.9マイル(約160.7キロ)と160キロ超の豪速球を披露したことに言及。「速い球を投げるというのは、小さい頃からそこにあこがれていた。速いスピードで投げるピッチャーを好きだった。そこを求めてやってきた。今はそこももちろん好きですし、変化球を投げる楽しみというか、崩す楽しみも年齢を重ねるごとに増えてきているかなと思う。100マイルだけを投げるんじゃなく、100マイルも投げられるというのが今の武器じゃないかなと思います」とスピードへのこだわりとともに変化球へのこだわりも口にした。

 投手復帰5戦目となったこの日は初回から全開。先頭打者・ヤストレムスキーに対して98.9マイル(約159.1キロ)で空振り三振を奪うと、2番・ラモスに対して99.9マイル(約160.7キロ)で連続空振り三振。さらに3番・ディバースにはスライダーで3者連続空振り三振に打ち取った。

 ディバースの3球目にも99.9マイルをマーク。球場表示では100マイルで160キロ超の速球で初回から押し込んだ。靴ひもを結び直した際にブーイングを浴びる一幕もあったが、3者連続空振り三振で反対に敵地を静まり返らせた。

 結局、復帰後最長となる3回まで続投し、1安打は許したものの無失点で切り抜けた。前回5日のアストロズ戦は復帰4戦目で最多の31球を投げ2回1安打無失点。それを上回る3回に、復帰後最多の36球を投じ、投手として段階を一つ上げた。また、復帰2戦目から8イニング連続無失点となった。

 リアル二刀流としてバットにも期待がかかったが、4打数無安打で2三振に倒れた。それでも投手として1失点リレーをけん引。チームは17年以来8年ぶりの7連敗を喫していたが、これでトンネルを脱出した。

 前日11日のジャイアンツ戦では、右翼席後方の「マッコビー湾」へ直接飛び込む場外本塁打「スプラッシュヒット」となる32号を放ち、日本選手では初の快挙。二刀流完全復活へ、一歩ずつ段階を踏んでいる。

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