ヤクルト・内山 虎止めた2年ぶり満弾「凄くうれしい」プロでは初の聖地アーチ

[ 2025年7月12日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト6-3阪神 ( 2025年7月11日    横浜 )

<神・ヤ>2回、満塁弾を放つ内山(撮影・中辻 颯太)
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 ヤクルト打線が怒とうの7者連続安打で難敵・村上をKOした。0―0の2回。伊藤の中前打を皮切りに連打を浴びせて2点を奪うと、なおも2死満塁で3番・内山が猛攻の“トリ”を飾った。

 4球目の直球には空振りしてバットが三塁ベンチまで飛んでいったが、続く5球目は完璧に捉えた球を左翼ポール際へ飛ばした。「結構いいところ(コース)だったけど、うまくバットを出せた」。自画自賛するスイングで内角の147キロ直球を見事にさばいた。主導権を握る5号満塁弾。23年7月17日巨人戦以来、2年ぶり2本目のグランドスラムに「凄くうれしい。みんながいい形でつないでくれたので、何とか続けるようにと打席に立った」と胸を張った。

 6年前の夏のように聖地をどよめかせた。19年夏の甲子園。エース・奥川を擁して準優勝した星稜(石川)で内山は2年生ながら4番を務めた。仙台育英との準々決勝では8、9回に2打席連続本塁打を放ち、全国の高校野球ファンに強烈なインパクトを残した。自慢の打力は磨きがかかりプロでは初めて甲子園でアーチを放った。

 この日から石川大会が開幕し「(自分は)甲子園で良い思い出がたくさんあったので、その思いができるように頑張ってほしい」と球児たちにエールを送る。北陸地方には昨年1月1日に発生した能登半島地震で被害を受けた球児もいる。昨年末に被災地の小学生を対象にした野球教室に参加し「良い結果を残して元気を与えたい」と話していた。チームは借金24の最下位と苦しむが、11連勝中の阪神を止める、意地の一撃となった。(重光 晋太郎)

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