今季初登板のダルビッシュ 3回に勝ち越し点与え3回まで2失点 日米204勝かけた復帰マウンド

[ 2025年7月8日 11:33 ]

ナ・リーグ   パドレス―ダイヤモンドバックス ( 2025年7月7日    サンディエゴ )

ダイヤモンドバックス戦で今季初登板初先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が7日(日本時間8日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で今季初登板初先発。3回に勝ち越し点を与えた。

 1―1の3回、先頭・キャロルに初球のカットボールを狙われ右中間へ二塁打を浴びると、1死三塁からグリエルに左前適時打を許し、勝ち越し点を与えてしまった。続くネーラーにも死球を与えたものの後続は断った。

 今季初登板初先発となった初回、マウンドに上がる右腕に本拠ファンが割れんばかりの大歓声を送った。先頭・キャロルをカーブで空振り三振。続くペルドモを遊ゴロに打ち取ると、3番・グリエルもスプリットで空振り三振。3者凡退で抜群の立ち上がりを見せた。

  1―0の2回は先頭・ネーラーを四球で歩かせると、続くスアレスを2ストライクと追い込みながらも4球目、94・8マイル(約152・6キロ)の直球が真ん中付近に入り、左翼線へ適時二塁打を浴び、同点。思わず苦い顔を見せた。続くマッカーシーも四球で歩かせ、無死一、二塁とピンチが続いたが、後続を断って、最少失点で切り抜けた。

 ダルビッシュは右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りで迎えていたが、ブルペンなどで調整に励み、6月25日に傘下1Aの球場で実戦形式の練習に登板し、3回想定で14人に51球を投げ1安打と好投した。

 メジャーでのレギュラーシーズン登板は昨年9月27日のダイヤモンドバックス戦以来。ポストシーズンを含めると昨年10月11日のドジャースとの地区シリーズ第5戦以来。この試合では7回途中2失点と力投も援護に恵まれず、チームは敗れ2勝3敗でシリーズ敗退が決まった。

 昨季は7勝を挙げ、黒田博樹氏に並ぶ史上最多タイの日米通算203勝に達した。復帰戦が前人未踏の記録がかかる一戦となる。

 チームではマスグローブが昨秋のポストシーズンで右肘を痛め、じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けたため、今季全休。さらに、キングが右肩の炎症で5月にIL入りしており、先発陣が不足している。

 6月上旬にはナ・リーグ西地区でドジャースと首位争いを繰り広げていたチームだが、その後、後退。現在、7ゲーム差を付けられており、チーム最年長ベテラン右腕の復帰をきっかけに後半戦の巻き返しに期待がかかる。

「ダルビッシュ有」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月8日のニュース