阪神・伊藤将 ハマスタで2年ぶり勝利 横浜高時代から特徴知り尽くした球場で「丁寧に投げられた」

[ 2025年7月7日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―1DeNA ( 2025年7月6日    横浜 )

<D・神>阪神先発の伊藤将(撮影・島崎 忠彦)
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 午後8時でも気温29度前後、湿度は80%に迫った。ナイターの意味をなさないほど蒸し暑かった横浜。それでもマウンド上の阪神・伊藤将は涼しい顔で腕を振り続け、先発としての役割を果たした。

 「初回に3点入ってくれたおかげで、丁寧に投げられたのかなと思います」

 打線の援護を背に、持ち味を発揮した。要所で制球力が光る。この日初めて得点圏に走者を背負った6回1死一、二塁で対した佐野には、1ボールから内角高めの全く同じコースにツーシームと直球を続けて詰まらせ、二邪飛。続く宮崎はカウント1―2から外角球2球で意識させ、最後は真ん中低めに落ちるチェンジアップで空振り三振に料理した。7回2死一、二塁では石上に対して外角低めに直球、カットボールを続け左飛に仕留めた。「(低めへの制球は)意識してやっていました。走者背負ってコースにもしっかり投げられたので。良かったかなと」。要所を締め、7回5安打1失点で今季3勝目を挙げた。

 横浜高(神奈川)時代から慣れ親しむ横浜スタジアムでは、6安打完封した23年8月20日以来2年ぶりの勝利を挙げた。印象は「そこまでない」と笑いながらも「高校から投げてはいるので、マウンドの感覚とか、土が掘れてからどうとかは、分かりますね」と特徴を知り尽くす。“第2のホーム”で躍動した。

 6月11日西武戦で今季初先発し、以降4試合で3勝無敗と存在感を示す。「ここまでいい感じに、丁寧に投げられている。これを継続できるように」。最大の持ち味である安定感を武器に、ここから本領発揮を期す。(松本 航亮)

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