阪神8連勝で最短15日に優勝マジック「47」点灯 森下が今季初1試合2発で最多貯金15

[ 2025年7月7日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―1DeNA ( 2025年7月6日    横浜 )

<D・神>ファンの声援に応える森下(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神は6日のDeNA戦(横浜)に5―1で快勝し、今季最長8連勝を飾った。3番・森下翔太外野手(24)が初回に決勝打となる先制14号2ラン、3点リードの8回にもダメ押し15号ソロと、1年目の23年9月1日ヤクルト戦以来となる1試合2本塁打を放った。この日の3打点でリーグ単独トップの56打点とし、勝利打点14度も断トツ。佐藤輝とのアベック弾は今季5度目で、全勝を継続した。今季最多となる貯金15を蓄えて首位を独走するチームは、最短15日にも優勝マジックが点灯する。

 さかのぼること約6カ月前の1月中旬。沖縄での自主トレで、森下は今季目標に「30本塁打」を掲げた。達成への条件として挙げたのは、「中堅から逆方向」への量産だった。そして、この日。3点リードで迎えた8回無死、カウント2―2から中川の低めフォークを鮮やかにはじき返した打球は、理想的な打球方向へ弧を描いた。

 「ポイント良く打てたかなと思います。センター方向に打っている時はバットの出(で)だったり、姿勢、状態、いい条件が重なってできていると思う」

 打球はバックスクリーンに直撃。三塁側に陣取った虎党の大歓声を一身に浴びつつ、この日2度目となったダイヤモンド一周を味わった。今季初の中堅方向への放物線で、15号ソロを放った背番号1は「継続的に(センター返しを)やっていきたい」とうなずいた。

 「軽打というか、しっかりコンタクト重視で打っていきました。右中間、そっちの方向を狙いつつ」

 会心の一撃から、さかのぼること7イニング。味方を波に乗せたのは初回だった。1死一塁。カウント2―2からジャクソンの真ん中チェンジアップを捉え、左中間への先制14号2ランとした。決勝打となった一振りで、続く佐藤輝のソロも誘発。これで2人がアベック弾を放った試合は今季5戦5勝と“不敗神話”も継続した。

 入団当初から「構えた時の姿勢、タイミングが自分の中で良かったら、結果は自然とついてくる」という考え方を持つ。現在の打撃状態を「まだまだ」と表現するのは理想を高く設定しているから。今季で3年目。ここまで公式戦ではすり足で快音を残すが、本来は足を上げて打つフォームが理想型だという。

 「今、自分が生み出せるパワーとかを総合して考えるとそれがいい形」。今月1日の巨人戦。4打席目に、今季初めて足を上げて打った。結果は一邪飛だったが、「試合で試さないと分からないことがある」。失敗を恐れないメンタル面を持ち合わせるからこそ、右肩上がりの成長はとどまるところを知らない。

 この日の3打点で、リーグトップ独走の56打点。「すごくいい雰囲気。ピッチャーからリズムをつくって、野手も得点を取ってタイガースらしい攻撃ができている」。首位を独走する猛虎の先頭に、「1」がいる。(石崎 祥平)

 ○…阪神は初回に3番・森下と4番・佐藤輝が2者連続本塁打。両者のアベック弾は通算8度目で、2者連発は24年8月3日DeNA戦の初回以来2度目。前回は横浜スタジアムで逆転負けを喫したが、同じ球場で雪辱を果たした。今季は5度目で、チームは全勝だ。

 ○…阪神は最短で15日に優勝へのマジックナンバーが点灯する。阪神が15日までの7試合に全勝した場合、他のカードの勝敗次第で「M47」が出る可能性がある。

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