元ホワイトソックス抑えのボビー・ジェンクスさん死去 44歳 井口資仁らと05年の世界一に貢献

[ 2025年7月6日 10:58 ]

ホワイトソックスの抑えとして活躍したボビー・ジェンクスさん(AP)
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 ホワイトソックスが2005年にワールドシリーズ制覇を果たした時の胴上げ投手、ボビー・ジェンクスさんが胃がんの一種である腺がんのため4日にポルトガルのシントラで亡くなったと同球団が5日(日本時間6日)、発表した。44歳の若さだった。

 右投手のジェンクスさんは3連勝で迎えたアストロズとの05年ワールドシリーズ第4戦、8―5とリードした9回を無失点に抑え、同シリーズ2つめのセーブをマーク。「ブラックソックス事件」が起きる前の1917年以降、優勝から遠ざかっていたチームに88年ぶりの栄冠をもたらした。チームメートには井口資仁氏(元ダイエー、ロッテ)らがいた。

 カリフォルニア州出身で、2000年ドラフト5巡目でエンゼルスから指名を受けてプロ入り。05年にホワイトソックスへ移籍してメジャーデビューを果たし、最速103マイル(約165.7キロ)の直球を武器に06年から抑えに定着した。07年には41打者連続アウトの大リーグタイ記録(当時)やダブルヘッダーでの一日2セーブをマーク。10年にレッドソックスへ移籍したが、ケガに苦しんで12年7月に自由契約となった。通算成績は348試合、16勝20敗173セーブ、防御率3.53。オールスターゲームには2度選出された。

 引退後はホワイトソックスマイナーの巡回インストラクター、独立リーグでコーチや監督を務めた。家族とともにエレニ夫人の実家に近いポルトガルに住んでいた。ホワイトソックスのジェリー・ラインズドルフ・オーナーは「本日、ホワイトソックスファミリーの象徴的な一員を失いました。ヒューストンでの(ワールドシリーズ)第4戦の9回裏の活躍、そしてシカゴ在籍中、ボビーが2005年ワールドシリーズ王者チームとホワイトソックス全体のために尽くしてくれたこと、その全てを、私たちは決して忘れないでしょう」と声明を発表した。

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